PCOS・冷え・肥満に悩む方へ|漢方で体質改善&ダイエット
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、冷え、肥満にお悩みではありませんか? PCOSの方はホルモンバランスの乱れや新陳代謝の低下により、痩せにくく、冷えやむくみを感じやすい傾向があります。特に「痰湿(たんしつ)」と呼ばれる体内の余分な水分や老廃物が溜まりやすい体質の方は、体が重だるく、ダイエットがうまくいかないことも。
漢方では、PCOSや冷え、肥満の根本的な原因にアプローチし、体質を改善することで、自然なダイエットをサポートします。今回は、PCOSの方に多い体質や冷え・痰湿の関係、そして体の内側から無理なくアプローチする漢方ダイエットについてご紹介します。
不妊で肥満あり、手足の冷え。PCOSという多嚢胞性卵巣症候群があって、小さい卵胞がいっぱいあって排卵しないお客様がいらっしゃいました。舌には尖のほうが赤みがあり、ストレスによる影響の心熱(しんねつ)を感じ、苔は白苔で痰湿(たんしつ)を感じました。
痰湿とは、ベタベタして汚らしいイメージです。多嚢胞性卵巣症候群でいえば、卵巣の膜が厚くなっていて白くキロキロとしているイメージです。ニキビやおりものも多くなりがちです。
月経周期は28日間、月経期間は3日間です。高校から大学までずっとピルを服用していました。社会人になってからはピルをやめれて、生理も正常に来ていたそうです。さて、そこで3年前には漢方薬の温胆湯やシベリア霊芝、水快宝などご利用されていました。
久しぶりの数年ぶりでのご来店では、主訴は「冷えとダイエット」でした。冷えは陽虚(ようきょ)といって身体の火花が少ないので新陳代謝が悪くなりがちで、結果的に肥満の痰湿やPCOSのほうにも痰湿となって影響を及ぼしていると考えます。そこで、参茸補血丸という身体を温める補腎薬に、三爽茶(さんそうちゃ)をお勧め、ご紹介しました。三爽茶の紹介はわたしはなんだか久しぶりで、懐かしい気持ちにもなりましたが、とても良いものです。
体質から考える漢方ダイエット‥気になるお腹へっこめ!三爽茶
ダイエット新素材研究 体質から変える 漢方のダイエットをご紹介します!
気になるお腹へっこめ!三爽茶
三爽茶(さんそうちゃ)は、おもに 3つのコントロールにより、からだに爽快感を与えます。
①体脂肪のコントロール:主原料の柳茶(りゅうちゃ)―別名 痩羊草(れいようそう)が、体脂肪の燃焼を活発にします。
②体型のコントロール:体全体の代謝を高めることにより、特にお腹、ウエスト、太ももを引き締めます。
③体調のコントロール:体質に合わせた中成薬との組み合わせによって、体調を改善します。
柳茶(りゅうちゃ)→体脂肪の燃焼
チベットの民間では 胃痛、消化不良などに使う習慣があり、飲みつづけると健康維持になります。羊などの家畜が、葉っぱや枝を食べると、脂肪分が落ちて痩せると言われていることから、痩羊草(れいようそう)との別名もあります。新陳代謝を促進し、体脂肪の代謝も活発しますので、体脂肪が燃焼していきます。
ハスの葉→水分代謝の活発
スイレン科の植物で、中国名は 荷葉(かよう)漢方では 胃の働きをよくし、体の熱をとるために使われます。血液中の脂肪を下げる働きがあり、水分代謝を活発にしていきます。
スギナ→利尿効果
中国名は 問荊(もんけい)。民間では 「牛が食べると痩せる」という言い伝えもあります。利尿効果があり、体に不要になった老廃物を、水分と一緒に体外に排出させる働きがあります。
シベリア人参→ストレス解消
体の新陳代謝活動を促進し、血液中の脂肪を下げるため、肥満体質の改善に役立ちます。ストレスを和らげる働きもあるので、イライラからくる食べ過ぎの抑制、つまり、ストレス性の過食傾向を抑制します。





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