
最近、耳鳴りや耳の詰まり、突発性難聴のご相談がとても増えています。
先月も、突発性難聴のお客様から、「漢方薬を飲んだら調子が良くなりました」という嬉しいご報告をいただき、土屋薬局🍒のスタッフ一同、とても励まされました。
その方は「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」を服用され、飲むと心がスーッと楽になり、耳の症状も落ち着いてきたとのことでした。

■ 漢方でみる耳鳴り・突発性難聴の原因
耳に関する不調は、中国漢方では
ストレス → 肝(かん)の不調 → 気の滞り(肝気鬱結)
という流れで悪化すると考えます。
● 肝は「気」の巡りをコントロールする要の臓
ストレス・緊張・心配ごとが続くと、肝の働きが乱れ、肝気(かんき)が詰まり、気が全身に巡らなくなります。
この状態が「肝気鬱結(かんきうっけつ)」です。
女性の PMSのイライラ・胸の張り、ストレスによる胃痛、片頭痛、卵巣の張りなども、肝の経絡が関係しています。

■ 肝気が長く滞ると「肝火(かんか)」が発生
特に突発性難聴のケースでは、長期間のストレスで滞った「気」が、ある日突然“火”となり、
🔥 肝火上炎(かんかじょうえん)
という炎症状態を引き起こします。
その結果、
- 急な耳鳴り
- 耳の詰まり
- 突発性の聴力低下
- 乳汁ホルモン(プロラクチン)の上昇
などが生じることがあります。
漢方では、突発性難聴を「突然なる病気」とは捉えず、日々のストレスの積み重ねで起こるものとして考えます。
■ 役立つ漢方薬
① 火を鎮めて余分な湿を取り除く漢方薬
ストレスで熱がこもるタイプや、イライラしやすい体質に最適。
肝火上炎の状態を鎮め、耳鳴り・耳の炎症を落ち着かせます。
② 当帰などを含むシロップタイプの補血・活血漢方薬
女性の耳鳴りに多い**「血の道症」**(血の不足や滞り)に対応。
血流を整えることで、耳鳴りや難聴の改善が期待できます。
さらに専門的に言うと、
- 当帰シロップは肝の「血」を補い肝をやわらげる
- 火を消す漢方は肝火を鎮める
この二つの組み合わせで、耳鳴り・突発性難聴の両面にアプローチできます。

■ 日常でできる耳鳴りケア(養生法)
耳鳴りの改善には、漢方薬と合わせて生活養生も欠かせません。
- ストレス管理: 深呼吸、散歩、趣味の時間を意識的に。
- 刺激物を控える: コーヒー・アルコール・辛いものは悪化要因。
- 十分な睡眠: 肝の回復には夜の休息が必要です。
- 体を温める食事: 胃腸を整えることで気血の巡りも改善。
■ 最後に
突発性難聴や耳鳴りは、ストレスや体質の影響を強く受ける不調です。
漢方では、耳だけでなく 「からだ全体の巡りやバランス」 を整えることで改善をめざします。
難しい内容もありましたが、少しでも参考になりましたら幸いです。
気になる症状がある方は、どうぞお気軽に土屋薬局🍒へご相談ください。
元のリライトするまえのブログも掲載させていただきます。
最近、耳鳴りの漢方相談を受ける機会が多くなっています。
先月には、突発性難聴のお客様、「漢方薬で調子が良くなった」という嬉しいお便りがありまして、私たち土屋薬局のスタッフ一同もとても喜んでいたところです。
コメントでは「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」を服用すると気持ちがスーっと楽になって、耳の状態もいいそうなのです。
性格的には、几帳面とかストレスに弱かったり、またはイライラしやすいなどの気が詰まりやすい傾向があるようなタイプのかたには「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」が向いているようです。
中国漢方では、ストレスなどのイライラや悩み事は、五臓の「肝」に影響を与えるとしています。
五臓の「肝」には、「肝気(かんき)」という全身の「気」の流れを統率している「大元(おおもと)」がいます。普段から朗らかに過ごしていればいいのですが、家庭のことや会社でのことなどなど、さまざまなストレスを抱えていますと、「肝気」が詰まってきます。だんだんと次第に、「肝気(かんき)」が全身を流れなくなってきます。
肝臓の経絡は、片頭痛の頭の片側や生理前の胸の張りや高プロラクチンなどの「胸」のあたり、またストレス性のお腹の痛み、卵巣嚢腫などのお腹の片側など、わりと「Hなライン」を通っています。「肝気(かんき)」が詰まれば、それらの肝臓の経絡に影響を与えるのは「必然」と言っていいかもしれません。
よく女性の人のPMSで、イライラや胸の張りなどのトラブルがあることをお聞きしますが、それは「肝気」の詰まりなのです。「肝気」+「詰まり」=「肝気鬱結(かんきうっけつ)」または「肝気鬱滞(かんきうったい)」です。
さて、突発性難聴のお客様の場合には、「肝気鬱結」よりも更に更に、長期間「気」が詰まってしまいますと、「気」とは不思議なもので、突然に「火」となって炎症を起こしてしまいます。
これが、「肝火上炎(かんかじょうえん)」です。
プロラクチンが高くなることもあります。耳鳴りもひどくなってきます。
ある日、突然に耳に難聴や耳鳴りが起こる「突発性難聴」も、中国漢方では、いきなりその病気になったのではなくて、今までの「ストレス性の積み重ね」によっても生じていると認識しています。
「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」は、「肝火上炎」を解消する結果、耳鳴りの軽減に役立ちます。女性のかたの場合には、耳鳴りの原因としてもう一つとしましては、いわゆる「血の道症」が関連していることもありますので「当帰などの配合シロップ漢方薬」などを併用することも素晴らしいです。「当帰など配合シロップ漢方薬」も、補血活血することにより、からだ全身から耳鳴りや難聴の軽減に役立ちます。
さらに、詳しくというか、マニアックな漢方解説をすれば「当帰など配合シロップ漢方薬」は「肝血(かんけつ)」という、「肝」の「陰血」を補い「肝」を和らげるので「火を消してサッパリ湿度解消の漢方薬」の「肝火」を鎮める働きとともに、「肝」を調節して耳鳴りや突発性難聴を軽減していると言えます。
耳鳴りや突発性難聴の養生法としましては、ふだんから努めてリラックスしてイライラしないことなども大切ですし、食事でも辛いもの、たとえばコーヒーやお酒などの刺激物も控えます。睡眠も十分にとることも、大切になります。ちょっと難しい話でしたが、参考になりましたら、幸いです。

こちらの突発性難聴のブログも参考になりましたら、幸いです。
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この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。(私たちの経歴は、こちらです)
42歳で結婚し、52歳で父親になるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。中医学・中医不妊症を約30年学び、妊活、不妊治療、子宮内膜症、子宮腺筋症、PCOS、40代妊活などの漢方相談に携わっています。

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活相談を支える専門性について、以下で詳しくご紹介します。イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースも修了していますので、どうぞ安心して子宝相談をご利用ください。
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
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