子宮腺筋症で妊娠できるのか。
40代妊活・体外受精を考えている方から多くいただくご相談です。
子宮腺筋症は、妊娠しづらいと言われることがあります。
特に40代妊活で体外受精を考えている方にとっては、「もう難しいのでは」と不安が大きくなる疾患です。
それでも私は、子宮腺筋症の妊活相談に長年向き合ってきました。
炎症・瘀血(血の滞り)・腎虚(生殖力の低下)のバランスを整えることで、体は変わる可能性があると、現場で実感しています。
今回は、41歳から妊活をスタートし、体外受精を経て43歳でご出産された症例をご紹介します。
※体質や経過には個人差があります。
※医療機関での治療と併用しながらの体質サポートです。
■ 子宮腺筋症と40代妊活の現実
子宮腺筋症は30歳から50歳に発症しやすい疾患です。
約50%の方が子宮筋腫を合併し、約15%の方は子宮内膜症を合併するといわれています。
特徴は、強い月経痛。
今回のお客様も、生理のたびにロキソニンを
・初日3錠
・2日目2錠
合計5錠服用されていました。
さらに、
・月経過多
・血塊
・経血がドロっと溜まる感じ
・基礎体温が生理になっても下がりにくい
といった特徴がありました。
妊活中は、こうした不調が重なりやすいですね。
子宮腺筋症は、子宮の内膜面積が広がり収縮力が弱くなりやすいため、着床しづらい環境になることもあります。
だからこそ、体質改善が重要になります。
■ 41歳、子宝相談のスタート
子宝相談の開始は令和5年9月30日。
最初に取り組んだのは、
・婦宝当帰膠
・清熱解毒の漢方
炎症を抑え、血流を整え、土台を整えていきました。
すると翌月。
ロキソニンは1周期3錠まで減少。
経血も
「ドロっと溜まる感じ」
→「サラッと水に広がる感じ」
へと変化。
血塊も減少しました。
体は、確実に変化していました。
■ 子宮腺筋症は、私が特に専門として向き合ってきた妊活相談のひとつです。
実は、子宮腺筋症の妊活相談は、私が特に力を入れている分野です。
腺筋症では、
・炎症を抑える(清熱解毒)
・血流を整える(活血止痛)
・固くなった組織を柔らげる(軟堅散結)
・血を養う(養血調経)
・腎を補う(補腎)
この多角的なアプローチが必要です。
40代妊活では、特に「補腎」が重要になります。
■ 人工授精3回 → 体外受精へ
人工授精を3回行うも陰性。
令和6年1月、体外受精へステップアップ。
当初は養血調経・清熱解毒を継続。
しかし、
・子宮鏡検査で赤いポツポツ
・生理のネバネバ感
・採卵予定
を踏まえ、
補腎
活血
を追加しました。
■ 採卵結果
3月に採卵。
26個採卵、8個胚盤胞凍結。
4AAが2個。
質も良好でした。
1回目の移植で陽性反応。
しかし流産。
それでも、胚盤胞は残っていました。
■ 腎を立て直す
令和6年11月30日。
参馬補腎丸を追加。
腎気を補い、体の根本を整え直しました。
婦宝当帰膠
心脾顆粒
二至丹
周期に応じた調整
着床しづらい腺筋症だからこそ、土台を徹底的に整えました。
■ 令和7年1月7日 陽性反応
胎嚢確認。
翌週、心拍確認。
出血が続き、不安な日々もありました。
そして――
生後6ヶ月でご家族3人でご来店。

38週でへその緒が足に絡まり、少し早めのご出産だったそうです。
妊活中は不安そうだったご主人様も、今はとても柔らかい表情に。
41歳からの妊活。
43歳で家族3人。
体は、変わります。
■ 子宮腺筋症でも、あきらめない
40代妊活は、時間との戦いに感じることもあります。
子宮腺筋症があると、さらに不安は大きくなります。
けれども、
炎症を抑える
血流を整える
腎を補う
体質を整えることで、可能性を広げることはできます。
子宮腺筋症だからといって、あきらめる必要はありません。
私は、腺筋症の妊活相談に本気で向き合っています。
■ 子宮腺筋症とは ― なぜ妊娠しづらくなるのか
子宮腺筋症は、子宮内膜に似た組織が子宮筋層の中に入り込み、子宮が全体的にボール状に腫れていく疾患です。
本来やわらかく伸び縮みするはずの子宮が、
・慢性的な炎症
・筋層の肥厚
・血流のうっ滞(瘀血)
によって硬くなりやすくなります。
その結果、
・強い月経痛
・月経過多
・不正出血
・子宮の収縮力低下
・着床障害
などが起こりやすくなります。
子宮がボールのように腫れている状態では、受精卵が着床しやすい“ふかふかの環境”を保つことが難しくなることもあります。
特に40代妊活では、年齢による卵巣機能の低下に加え、子宮環境の問題が重なるため、妊娠出産がより難しく感じられることがあります。
■ それでも、体は整えられる
子宮腺筋症だから妊娠できない、ということではありません。
大切なのは、
・炎症を抑える
・血流を改善する
・硬くなった組織をやわらげる
・腎(生殖エネルギー)を補う
という多角的な体質改善です。
医療と併用しながら、子宮環境を整えていくことは可能です。
私は、子宮腺筋症の妊活相談を数多く経験してきました。
ボール状に腫れた子宮でも、着床し、出産までつながった方がいらっしゃいます。
これまでに、子宮腺筋症のご相談で、自然妊娠・体外受精を含め、7名の方が妊娠・出産までつながっています。
もちろん体質や状況はそれぞれ異なります。
けれども、子宮がボール状に腫れているからといって、可能性がゼロになるわけではありません。
整え続けた先に、結果につながった方がいらっしゃるのは事実です。
体は、変わります。
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薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医師
土屋幸太郎
■ 子宮腺筋症・体外受精の漢方相談で妊娠出産を目指す方へ
子宮腺筋症があり、体外受精を繰り返している方へ。
妊活が長く続くと、「もう難しいのでは」と感じてしまうこともあります。
山形まで来られなくても大丈夫です。
土屋薬局では、子宮腺筋症・体外受精のご相談を全国からいただき、妊娠・出産につながった方がいらっしゃいます。
まずは「子宝相談表」をお送りください。
体質を丁寧に整理し、炎症・血流・補腎など、今必要な方向性を具体的にお伝えします。
その後はお電話やLINEでのやりとりも可能です。

妊娠・出産を目指す体づくりを、医療と併用しながらサポートしています。
■ 漢方相談コーナーの壁に並ぶ赤ちゃんの写真
壁の写真は、偶然ではありません。
子宮腺筋症や、体外受精を経て妊娠・出産された方々の赤ちゃんの写真が並んでいます。

あきらめずに整え続けた時間が、ここにあります。
子宮腺筋症関連のブログはこちらも参考になりましたら、幸いです。











