【先にまとめ】
椎間板ヘルニアによる
- 腰痛
- 坐骨神経痛
- 股関節の痛み
- すねの鋭い痛み
- しびれ
は、神経圧迫と深部の血流低下 が重なって起こるため、「深い場所の痛み」に届く漢方が有効なケースがあります。
今回ご紹介する30代女性では、補腎(ほじん)+血流改善(去風散寒除湿) の漢方を組み合わせたところ、約1か月で
- 夜間の痛みが軽減
- 股関節まわりの痛みが緩和
- 右すねのしびれる痛みが大幅に改善
- 体育座りができるまで回復
という変化がみられました。
■ ご相談内容(30代女性・椎間板ヘルニア)
当店へ「右下半身の鋭い痛みとしびれ」でご相談がありました。
▼ 主な症状
- 腰からお尻、太もも、すね、くるぶしまで続く痛み
- 座ろうとすると右すねに激痛
- 夜間に強くなる
- 股関節周辺にも痛み
- 体育座りができない
- 整形外科で椎間板ヘルニアと診断
2週間ほど前から痛みが急に悪化し、MRI検査でも椎間板ヘルニアが確認されました。
鎮痛剤を服用しても痛みが残り、「どうにか日常生活を楽にしたい」 という想いでご来店されました。
■ 土屋薬局の漢方アプローチ
椎間板ヘルニアの痛みは、骨・神経・深部の筋肉の滞り が関係します。
漢方では「痛みの場所」「痛みの深さ」「しびれの有無」を丁寧に見極めながら処方を組み立てます。
今回ご提案したのは、次の3種類を組み合わせたアプローチでした。
▼ ① 去風散寒除湿の漢方
痛み・しびれを散らし、経絡の滞りを動かす役割。
▼ ② 補腎(ほじん)
足腰を支える「腎」の力を補い、回復力を上げる。
▼ ③ 五つの生薬を中心とした深部の痛みの漢方
神経の通りや血流改善を助ける。
特に、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・股関節痛のような、“深い場所の痛み” には、補腎+血流改善が効果的です。
■ 1か月後の変化
最初の1か月で、次のような改善がみられました。
✔ 黙っていれば痛みがほとんど出なくなった
✔ 夜の痛みが軽減
✔ 股関節〜太もも付け根の痛みが楽になった
✔ 右すねの鋭い痛みが大幅に改善
✔ 体育座りができるまで回復
特に、なかなか改善しなかった、“右すねのつるような痛み” が軽くなったのは大きな変化でした。
お客様から、「漢方がよく効いてくれました」と嬉しいお声をいただきました。
■ 土屋薬局からのまとめ
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛、股関節痛のような深い痛みは、
- 経絡の滞り
- 冷え
- 湿気
- 腎の弱り
- 血流の停滞
が重なると、改善まで時間がかかることがあります。
漢方では、痛みの深さと性質を見極めて処方を選ぶことが大切です。
今回のケースのように、「補腎+深部の血流改善」は非常に相性が良く、椎間板ヘルニアに伴う痛み・しびれの軽減に役立ちます。
■ 椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・股関節痛でお悩みの方へ
- 鎮痛剤だけでは楽にならない
- 片側の脚だけ強く痛む
- すねや太ももの痛みが続く
- 夜に痛みが悪化して眠れない
- しびれが取れない
こうした場合は、漢方が助けになることが多いです。
痛みが長引くほど日常生活が制限されるため、どうぞ早めにご相談ください。

椎間板ヘルニアや坐骨神経痛、股関節痛などの「深い場所の痛み」は、体質や痛みの深さで漢方の選び方が変わります。腰痛・しびれ・痛みの漢方相談一覧はこちらからご覧ください。
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