日本不妊カウンセリング学会第25回学術集会「男のきもち」に参加|男性不妊・DFIについて学んできました

日本不妊カウンセリング学会の活動男性不妊

2026年5月25日

日本不妊カウンセリング学会第25回学術集会「男のきもち」会場入口の立て看板

2026年5月24日(日)東京一ツ橋ホール

日本不妊カウンセリング学会第25回学術集会「男のきもち」の会場入口で撮影した土屋薬局・土屋幸太郎

こんにちは。
土屋薬局の薬剤師・認定不妊カウンセラー・中医不妊症スペシャリスト(子宝漢方)の土屋幸太郎です。

日本不妊カウンセリング学会・第25回学術集会「男のきもち」に参加してきました。

会場は東京の一ツ橋ホールでした。東京駅丸の内口から徒歩で往復したので、15,000歩ぐらいの一日の運動量となりました。

皇居の周辺では、あじさいの花がとても綺麗で、思わずサニーデイ・サービスの「あじさい」を口ずさみます。

皇居周辺に咲くあじさいの花と日本不妊カウンセリング学会参加時の東京の風景

あじさいの花がひとつ咲いていました♫

小雨まじりの梅雨の宵♫

サニーデイサービス


男性不妊を中心に学んできたこと

会場では、以下のことを男性不妊を中心に学んできました。

「不妊治療の保険適応拡大によって起こった変化」
オガタファミリークリニック

「一人目および二人目挙児希望の初診患者における背景因子の比較検討」
ソフィアレディスクリニック
長谷川レディースクリニック

「冷えタイプ別のART治療成績と冷え対策行動について」
神谷レディースクリニック

「初回精液検査の結果から比較した不妊治療動向」
なごやARTクリニック

「タイムラプス動画の有償提供実施に向けて」
仙台ARTクリニック

「当院における妊孕性温存療法の現状と今後の課題」
高松赤十字病院高度生殖医療センター・産婦人科・泌尿器科

「ART成功の鍵:精子DNA断片化指数(DFI)からみる個別化戦略」
岩端威之先生(獨協医科大学埼玉医療センター)

「不妊に悩む男性への今求められる支援とサポート」
菅野伸俊先生(泌尿器と男性不妊のクリニック)

「男性不妊史」
岡田弘先生(獨協医科大学埼玉医療センター 国際リプロダクションセンター)


精子DFI(DNA断片化指数)について

精子DFIの「DNA断片化指数」とは、精子のDNAがどのくらい損傷されているのかを知る検査です。

精液量や濃度、運動率のほかに、近年では精子DFIが体外受精や顕微授精における受精や胚盤胞への到達、妊娠経過などと関連する可能性についても研究が進められています。

岩端先生のお話では、体外受精にあたり、精子は7〜8回ほど射精して入れ替わるため、採卵までにそのことを意識して、当日までは3日前後の禁欲期間がよいのではないかとのお話がありました。

特に人工授精の場合には、精液量も必要になるためとのことでした。


「神の裁きを待っているようだ」という言葉

会長講演では、先生が20年前に患者さんから言われた言葉が忘れられないそうです。

MD-TESE術前の、射精された精液に精子が見当たらない無精子症の患者さんが、「神の裁きを待っているようだ」とおっしゃったそうです。

MD-TESEとは、無精子症の方に対して、精巣から精子を探す手術です。

男性にとって「精子がない」ということは、「死をも考えてしまう」ほどの深い苦しみにつながることがある。

だからこそ、患者さんに寄り添う気持ちが大切なのだというお話に、深く感銘を受けてきました。

「神の裁きを待っているようだ」という言葉と男性不妊の苦しみに寄り添う気持ちを表現したイメージ

会場が静まり返った時間

諏訪マタニティクリニックのカウンセラーの先生のお話では、会場が水を打ったような静けさに包まれました。

心ない言葉を受けて傷ついた患者さんのこと。

また、カウンセリングには1年以上かけて準備していくこと。

そして、当事者である無精子症の患者さんが会場で語った言葉など、心に深く残りました。


店頭相談を続ける薬剤師として感じたこと

男性不妊について勉強してきたことを、認定不妊カウンセラーを持つ薬剤師として活かし、今後とも店頭で真摯に相談していきたいです。

わたしも、いままで相談を受けてきたお客様ご夫妻の様子や、男性のお客様たちのお顔が浮かんできました。

みなさま、お元気でしょうか。

日本不妊カウンセリング学会第25回学術集会「男のきもち」ポスター

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令和8年5月23日

土屋薬局
薬剤師・認定不妊カウンセラー・中医不妊症スペシャリスト(子宝漢方)
土屋幸太郎

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