男性更年期とは?疲れ・不安・不眠の原因と漢方対策|男女の更年期と神経症(4)

更年期

2026年3月26日

男性更年期 疲れ 不安 不眠 漢方で整える中年男性のイメージ

最近、
「疲れが抜けない」
「眠りが浅い」
「気分が落ち込む」

そんなご相談が増えています。

もしかすると、男性更年期による変化かもしれません。

無理にがんばりすぎず、体を整えることも大切です🍒

男性更年期と漢方薬

こんにちは。土屋薬局の土屋幸太郎です。

シリーズ最終回です。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

これまでの記事も、よろしければご覧ください。

👉 更年期障害と漢方シリーズはこちら


男性にもある「更年期」

更年期というと女性のイメージが強いですが、実は男性にも同じような変化が起こります。

私たち男性は、「8歳」で節目を迎えるといわれています。

8×2=16歳で射精が可能となり、8×4=32歳でひとつのピークを迎え、その後は徐々に変化していきます。

そして

8×5=40歳
8×6=48歳

このあたりが、更年期を迎えていく年代とされています。

さらに

8×7=56歳
8×8=64歳

と、年齢とともに体の変化はゆるやかに進んでいきます。


私の父(先代の社長)からは以前より、「男性更年期について書いてくれ」と言われておりましたが、気づけば数年が経ってしまいました(汗)。

世の中には、男性更年期で悩んでいる方も多いはずだ、というのが父の考えでした。


「我慢してしまう」男性更年期

実際に、

・抗うつ薬
・安定剤
・睡眠薬

などを服用されている働き盛りの男性の方や、

奥様から
「うちの主人が更年期で大変で…」
というご相談をいただくこともあります。

女性の更年期はよく知られていますが、男性の更年期はまだあまり知られていない印象があります。

「男性は我慢すべき」という価値観の中で、ぐっとこらえている方も多いのかもしれません。


男性更年期について

男性ホルモンであるテストステロンは、男性らしさや活力を保つ重要な働きを持っています。

40歳を過ぎる頃から、その分泌は徐々に低下していきます。

その影響で

・疲れやすい
・やる気が出ない
・イライラする
・眠れない
・気分が落ち込む

といった不調があらわれることがあります。

また、テストステロンの低下は、男性不妊にも関係していることがあります。

精子の数や運動率は、ホルモンバランスや体調の影響を受けやすく、

・疲労の蓄積
・ストレス
・睡眠不足
・冷えや血流の低下

といった状態が重なることで、妊娠しにくい状態につながることもあります。

※妊活中のご夫婦のご相談でも、こうした男性側の体調が関係しているケースは少なくありません。

※男性不妊については、別の記事でも触れています。
よろしければ、あわせてご覧ください。

👉 男性不妊と漢方のコラムはこちら


漢方から見た男性更年期

漢方では、男性更年期は主に

👉 腎虚(じんきょ)
👉 気滞(きたい)
👉 瘀血(おけつ)

といった体のバランスの乱れとして考えます。


■よくある症状と考え方

① 性機能の低下・元気が出ない
(腎虚・瘀血)
👉 補腎・活血

② うつ・疲労感・不安・不眠・イライラ・頭痛・肩こり
(気滞・気虚)
👉 補気疏肝・理気活血安神

※特に「うつ傾向」は注意が必要で、考え方がマイナスに傾きやすくなります。


まとめ

男性更年期は、誰にでも起こりうる自然な変化です。

だからこそ、無理に我慢するのではなく、体の状態を整えていくことが大切だと考えています。


🍒ご相談について

最近は

・疲れが抜けない
・眠りが浅い
・気分が落ち込む
・やる気が出ない

といったご相談も多くいただいています。

「ちょっと気になるけれど、病院に行くほどでもない」

そんなときこそ、お気軽にご相談ください🍒

小さな違和感のうちに整えることが、これからの体を守ることにもつながります。


🍒土屋薬局のご相談について

地域の薬局として、日々の体調のお悩みから、妊活や体づくりのご相談まで幅広く対応しております。


👉 詳しくは「土屋薬局 更年期」で検索


🍒この記事を書いた人

妊活や男性不妊の相談を受ける土屋薬局の薬剤師・土屋幸太郎(山形県東根市)

山形県東根市・土屋薬局の漢方相談コーナーにて、子宝相談で生まれた赤ちゃんの写真に囲まれながらご相談をお受けしています。

土屋幸太郎(薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員)

こんにちは。
山形県東根市の土屋薬局で漢方相談を行っている
薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

このブログでは、日々のご相談経験をもとに、妊活や体質改善、漢方養生についてお伝えしています。

私は星薬科大学卒業後、東大附属病院薬剤部での研修や中医学の高円寺塾での学びを経て、実家の土屋薬局にて漢方相談に専念しています。

土屋薬局は創業86年。
漢方相談を柱に、

・子宝相談(妊活相談)
・痛みやしびれのご相談
・耳鳴りなどの体調相談

など、多くの方の健康相談をお受けしてきました。

私自身も10年間の不妊を経験し、その中で男性不妊にも向き合ってきました。

だからこそ、検査の数値だけではなく、体の状態や日々の体調の変化にも目を向けながら、漢方相談を大切にしています。

これまでに、1028件の妊娠・出産のご報告をいただいています。

漢方は、体質を整え、体の本来の力を引き出していく考え方です。

ご本人だけでなく、ご家族の健康も含めて、そっと支えていけたらと考えています🍒


胃腸の弱りや湿の停滞は、体調だけでなく口臭として現れることもあります

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