
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、排卵障害による無排卵や無月経の原因の一つとして知られています。
西洋医学では、ホルモンバランスの調整や排卵誘発、体外受精などを組み合わせながら治療が行われます。
一方、中医学では、PCOSを「痰湿(たんしつ)」「瘀血(おけつ)」「腎虚(じんきょ)」などが複雑に関係した体質と考えます。
今回のお客様は、舌に白く厚い苔がびっしりと付着し、胃もたれや便秘もみられました。
このような舌は、中医学では痰湿が体内に多く溜まっているサインの一つと考えます。
痰湿とは、身体の中に余分な水分や老廃物が停滞した状態です。
私は、この痰湿が卵巣の働きにも影響を及ぼし、卵胞の発育や排卵を妨げる一因になっていると考えています。
そのため中医学では、漢方薬だけでなく、胃腸の働きを整える食養生や生活習慣も大切にしながら、痰湿を減らし、体質改善を目指していきます。
実際、このお客様も漢方を続けられた結果、舌の白く厚い苔が大きく改善し、健康な方に近い舌へと変化していきました。
舌は身体の状態を映す鏡です。
舌苔が変化してきたことは、身体の中でも少しずつ良い変化が始まっているサインと考えています。
痰湿タイプの方におすすめしたい食養生
中医学では、「肥甘厚味(ひかんこうみ)」と呼ばれる、甘いものや脂っこいもの、味の濃いものを摂り過ぎると、痰湿が増えやすいと考えます。
例えば、
- 甘いお菓子やケーキ
- チョコレート
- ジュースなど糖分の多い飲み物
- 揚げ物や脂っこい料理
- ファストフードや加工食品
- 冷たい飲み物やアイスクリーム
- アルコール
などは、胃腸に負担をかけ、痰湿を増やしやすい食品とされています。
もちろん、「絶対に食べてはいけない」ということではありません。
食べ過ぎないことが大切です。
一方で、
- 山芋
- 黒豆・大豆・小豆などの豆類
- きのこ類
- 海藻類
- 生姜
- 紫蘇など香りのよい野菜
などは、胃腸の働きを助け、身体の巡りを整える食材としておすすめしています。
妊活中だからといって特別なものを食べる必要はありません。
毎日の食事を少しずつ見直し、胃腸を元気にすることが、体質改善への第一歩になると私は考えています。
PCOSを克服し、妊娠力アップを目指しましょう
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)だからといって、すぐに諦める必要はありません。
土屋薬局では、お一人おひとりの体質や舌の状態、不妊治療の経過を丁寧にお聞きし、中医学の考え方をもとに、漢方薬だけでなく、食養生や睡眠、ストレス対策などの養生も含めた体質改善をご提案しています。
PCOSによる無排卵・無月経・排卵障害でお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
PCOSを克服し、妊娠力アップを目指して、一緒に身体づくりを進めていきましょう。🍒
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土屋薬局では、中医学の考え方をもとに、漢方薬だけでなく食養生や生活習慣も含めた体質改善をご提案しています。
PCOSについては、こちらの記事もぜひご覧ください。

令和8年7月16日 若木山公園にて トンボ指にとまるかな?

昨日、仕事を午後6時40分でちょっと早上がり。(土屋薬局は平日は午後7時まで営業)
若木山公園に親子で行ってきました。
先月までは栗の花の匂いが充満していたのですが、栗の花は散り、かわりに百合の花が咲いていました。
トンボも飛び始めていて、指に止まらせる遊びをしたり。
実に昭和的ですね。
ヒグラシが鳴いて夏真っ盛りを感じる若木山公園でした。

百合の花が充満する若木山公園でした。ああ。
















