こんにちは。
山形県東根市の土屋薬局、薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員の土屋幸太郎です。
◆この記事でわかること
- 第二子妊活を考えたときの漢方相談の進め方
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と漢方処方の体験例
- 長年の信頼関係に基づく妊活サポートの実際
◆3年ぶりの再来店、40代からの第二子妊活
昨日、嬉しい再会がありました。
33歳のときに初めてご来店されたお客様が、なんと3年ぶりに土屋薬局へいらしてくださいました。現在は40代、第一子のお子様はもう6歳になられたそうです。
時の流れは本当に早いものですね。お互いに年齢を重ねながらも、こうしてまたご相談をいただけることを、とても光栄に思います。
今回のご相談は「第二子が欲しい」とのお気持ちから。期間を「1年」と決めて、仙台のクリニックでの体外受精に臨む前に、まずは体づくりをとのこと。採卵のための体調管理を、漢方でしっかり整えていきたいというご希望でした。
◆多嚢胞性卵巣と第三子出産の事例
また、薬歴を整理していたところ、もうひとりのお客様の記録が目に留まりました。
この方は38歳のときに当店で妊活の漢方相談を受け、現在は第三子まで授かることができました。ご相談当初は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ということもあり、月経不順や排卵障害が課題でしたが、漢方での体質改善が実を結びました。
当時の処方は:
- イスクラ婦宝当帰膠
- イスクラ参茸補血丸
- 爽月宝(そうげつほう)
この三本柱で「血」を補い、「腎」を養い、「気血水」のバランスを整えていく内容でした。
今では50代に入り、健康維持を目的に、引き続きご来店いただいています。妊活だけでなく、人生を通じたサポートができることも、薬局としての大きな喜びです。
◆まとめ|年齢に関係なく、今できることを丁寧に
こうして長年にわたり信頼関係を築いてきたお客様の再来店は、私にとっても大きな励みです。第二子妊活も、多嚢胞性卵巣の体質改善も、「年齢が…」とあきらめる前にできることがあります。漢方はその選択肢の一つです。本日も薬局で、皆さまの妊活や健康のご相談に全力で取り組んでまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
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