「40歳で3回の流産を経験しましたが、漢方相談を通じて体調を整え、自然妊娠し、無事に第二子を出産されました。」

お客様から頂戴した赤ちゃんのお写真です。
流産や不育症で悩む方にとって、「妊娠できるか」だけでなく「妊娠を継続できるか」 はとても大きな不安です。
今回は、当店で漢方相談を受けながら体質改善に取り組まれ、40代で自然妊娠・出産に至ったお客様の実例をご紹介します。
- 40代で流産を繰り返している
- 不育症と診断され、先が見えない
- 病院治療と並行して、体質面も整えたい
そのような方の参考になれば幸いです。
40代で流産を繰り返す原因とは|不育症と体質の関係
40代の流産には、年齢要因だけでなく、冷え・胃腸虚弱・血の不足・ホルモンバランスの乱れ など、体質的な背景が重なっているケースも少なくありません。
とくに漢方では、
- 赤ちゃんを安定させる力
- 妊娠を支える母体のエネルギー
この両方が大切と考えます。
「検査では大きな異常が見つからない」
「でも流産を繰り返してしまう」
このような不育症の背景に、体質的なアンバランスが隠れていることもあります。
40代妊活で漢方が選ばれる理由
漢方は、
✔ 妊娠を“つくる体”
✔ 妊娠を“支える体”
この両面を整えることを目的とします。
病院治療と併用しながら、
- 冷えを和らげる
- 胃腸の働きを助ける
- 血の巡りを整える
- 心身の緊張をやわらげる
といった体質面からのサポートを行います。
【症例】40代・3回流産後に漢方相談を開始
A子さま(40歳)は、2人目をご希望されており、結婚7年目。
過去に 3回の流産 を経験されていました。
- 冷え性
- 疲れやすい
- 性欲低下
- イライラしやすい
- 月経量の減少
- 基礎体温が低め
といった体調面の変化もみられました。
初めての漢方相談は 令和6年2月7日。
その後、ご自宅でじっくり検討され、漢方を取り入れた体質ケアを開始されました。
ご主人さまも検査を受けられ、夫婦で妊活に向き合う姿勢が印象的でした。
妊娠までの経過と漢方ケア
その後も継続して体調を見ながら漢方相談を行い、
- 不正出血への不安
- 妊娠初期の出血
- 切迫の兆候
など、妊娠継続への不安が強い時期もありました。
体調や状況に合わせて、体を養い、妊娠を支える視点で漢方ケアを継続されました。
自然妊娠、そして無事に第二子出産へ
令和6年6月27日、自然妊娠。
妊娠初期は出血もあり、不安な時期が続きましたが、少しずつ状態が落ち着き、安定期へ。
そして 令和7年2月19日、無事に 第二子(女の子)をご出産 されました。
土屋薬局からは、出産のお祝いとしてフォトフレームをお贈りしました🍒
流産を繰り返しやすい体質を整える中国漢方の考え方
中国漢方では、妊娠を支える要として「腎」と「脾」の働きを重視します。
- 腎:赤ちゃんを安定させる力
- 脾:栄養を吸収し、母体と胎児を養う力
これらのバランスを整えることが、流産を繰り返しやすい体質の改善につながると考えます。
体質に応じて、安胎・養胎を意識した生薬や処方を組み合わせることもあります。
不育症・40代妊活でお悩みの方へ
流産や不育症の悩みは、周囲に相談しづらく、一人で抱え込んでしまいがちです。
しかし、体質を見直し、整えていくことで、次の一歩につながるケースもあります。
- 40代の妊活
- 流産を繰り返している
- 病院治療と並行して体調も整えたい
そのようなお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
妊娠・出産、本当におめでとうございます🍒
不育症、流産を繰り返してなかなか着床しないなどのお悩みのかた、どうぞご相談お寄せください。
こちらのコラムに大幅に加筆させていただきました。
こちらの過去記事をよみやすく整理しました。

40代で3回の流産を経験された方の実例をもとに、漢方による体質改善と妊活の歩みをお伝えしました。
土屋薬局 薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員 土屋幸太郎
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こちらのコラムも流産対策の婦宝当帰膠など参考になりましたら幸いです。
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