
不妊治療と仕事の両立で悩み、人工授精を3回終え、婦人科クリニックから体外受精へのステップアップも勧められていた、当時35歳のお客様。
AMHは1.0代で年齢の割に低め。基礎体温は全般的に低く、高温期が10日間しか続かないこともお悩みでした。
土屋薬局で漢方相談を始め、体質や基礎体温に合わせて漢方を調整したところ、体外受精へ進む前に自然妊娠。今年3月、無事にご出産されました。
今回は、人工授精を繰り返しても妊娠に至らなかった35歳のお客様が、漢方相談後に自然妊娠・出産された経過をご紹介します。
不妊治療と仕事の両立に悩み、人工授精を3回
不妊治療と仕事の両立で悩み、人工授精も3回終わり、婦人科クリニックから体外受精への検討も勧められた当時、35歳だったお客様。
人工授精を繰り返しても、なかなか妊娠に至らないことが悩みでした。
人工授精は、周期ごとに通院の回数も増えて、リズムが違うので、体外受精とはまた違った難しさがあります。
排卵の時期に合わせる、いわば「えい、やー」の一発勝負が人工授精です。
仕事をしながら通院日を調整し、排卵のタイミングに合わせて治療を受けることは、時間的にも精神的にも負担がかかります。
人工授精から体外受精へ進む時期は、年齢や卵巣機能、これまでの治療経過によって異なります。体外受精の流れやステップアップを考えるポイントについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
→ 体外受精(IVF)とは?治療の流れ・妊娠率・成功のポイントを薬剤師が解説
35歳でAMH1.0代、基礎体温は全般的に低め
AMHも1.0代で、年齢の割に低めでした。
子宮筋腫の手術も4年前に終えています。
基礎体温は全般的に低めの体質でした。
低温期は36.2℃、高温期は36.5〜36.6℃で、10日間しか持続しませんでした。
月経周期は28〜30日前後です。
生理の7〜10日前から胸の張りがあります。
排卵日のおりものは分かります。
月経周期は比較的整っていて、排卵期のおりものも確認できましたが、基礎体温を見ると、とくに高温期の維持に弱点があると考えられました。
AMHが年齢の割に低いと言われると、不安になる方は少なくありません。AMH低値やFSH高値と妊活、卵巣をいたわる日々の養生については、こちらの記事も参考になさってください。
→ AMHが低い・FSHが高い方へ|妊活中に始めたい卵巣養生と漢方
令和7年6月17日、土屋薬局で初めての漢方相談
初めての漢方相談日は、昨年の令和7年6月17日でした。
漢方は、婦宝当帰膠とビタエックス顆粒、参茸補血丸、炒麦芽の4つでした。
基礎体温の高温期に弱点のあるお客様でしたので、最初は高温期に婦宝当帰膠とビタエックスで、補陽(ほよう)といって、妊娠・着床のための下支えを考えました。
さらに、参茸補血丸も併用しました。
それでも高温期が12日間しか続かなかったため、次の対策として、高温期に参茸補血丸を満量の1回10丸、1日3回でお勧めしました。
高温期が短い、体温が途中で下がる、低温期から高温期への移行がはっきりしない場合には、黄体期の状態も確認します。高温期の短さと漢方相談後に妊娠された別の症例は、こちらでご紹介しています。
→ 「妊娠したことは信じられない」黄体機能不全・月経量減少から妊娠へ
体外受精へ進む前に自然妊娠、そしてご出産
その後、めでたく自然妊娠。
そして今年3月、無事にご出産という嬉しい結果になりました。
帝王切開の傷も順調に回復し、母子ともども元気に退院。
大変ですが、初めての子育てを楽しんでいるとのことでした。
その後、お客様から、息子さんが生後4か月を迎え、順調に成長しているという嬉しいご連絡をいただきました。

自然妊娠・ご出産後、息子さんが生後4か月を迎えたお客様から届いた実際のご報告
人工授精を3回行っても妊娠に至らず、体外受精へのステップアップを勧められていたなかでの自然妊娠でした。
お客様からこのような嬉しいご報告をいただけることは、漢方相談を担当する私にとっても、大きな喜びです。
※ご紹介しているのはお客様個人の経過であり、すべての方に同様の結果をお約束するものではありません。
産後の抜け毛と疲労感に、再び婦宝当帰膠
今回は、産後の抜け毛や疲労感対策に、再び婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)という漢方をご紹介、おすすめしたところでした。
産後で育児中。
県内のお客様ですが、ヤマトさんで郵送しました。
県内外のお客様も、インスタグラムのDMやホームページのメール相談で、妊活や産後の漢方相談が可能です。
妊活中の体調だけでなく、出産後の抜け毛、疲れ、睡眠不足、身体の回復などもご相談ください。
気になる方、お困りの場合には、ぜひ土屋薬局もご検討くださいませ。
私自身も42歳で結婚して、不妊10年
私自身も、42歳で結婚して、不妊10年。
男性としても、不妊とはつらいものでした。
家業や相続、事業など、子宝に恵まれ、次の世代へ続いていくということは、ありがたいものです。
土屋薬局も、いまは息子が5歳で、元気に夏休みとなっています。
お客様は誰一人として言ってきませんが、
「ああ、このお店は跡継ぎがいるから、これからも頑張る気持ちでいるんだな。任せて安心だな」
などと思っているはずです。
私の住む神町は、都市型で、他人に干渉しない、余計なことは言わない地域なので、お客様とも絶妙な距離感がありますが、子どもが賑やかなお店も良いものですよね。
神町は、だからなのか移住者も多く、アパートも多く、常にどこかで家を建てたり、アパート建設が行われたりしている地域です。
東京から移り住んでいるお医者さんもいるくらいです。
婦宝当帰膠は、私も妻も愛用しています
余談になりましたが、婦宝当帰膠。
私も妻も、いまだに愛用しています。
私、土屋の髪の毛も57歳にしてハゲていないのも、白髪が非常に少ないのも、中医学でいう「髪は血余(けつよ)」で、婦宝当帰膠のおかげもあるかなぁ〜と実感しています。
「髪は血余」とは、髪は血の余りによって養われるという中医学の考え方です。
婦宝当帰膠は、妊活中だけでなく、出産後の体調管理や女性の身体づくりについても、ご相談を受けることの多い漢方です。
不妊治療や産後の体調不良もご相談ください
不妊治療や産後の体調不良などがございましたら、直接ご来店ください。
お電話、メール、LINEでもご相談いただけます。
県内外のお客様も、インスタグラムのDMやホームページの漢方相談表をご利用いただけます。アカウントのリンクなどもご覧くださいね。
ぜひ、私たち夫婦の経験や、今まで培ってきた不妊漢方・子宝漢方を体験していただきたいです。
フォロワーの方のお知り合いやご家族にも、不妊や産後の不調でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ土屋薬局をご紹介くださいませ。
一生懸命に相談させていただきます。
ご相談は、お電話0237-48-2550「漢方電話相談室」、またはホームページの「漢方相談表」をご活用ください。
それでは、山形も今日は35℃を超えるそうです。
皆さま、ご自愛のほどを。
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員
土屋幸太郎












