
「以前より生理が早く来るようになった」
「23日、24日で次の生理が来てしまう」
「子宮内膜症もあり、妊活に影響しないか気になる」
月経周期の変化をきっかけに、漢方相談にいらっしゃる方もいます。
こんにちは。山形県東根市の土屋薬局、薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今回は、子宮内膜症・子宮腺筋症があり、チョコレート嚢胞の手術も経験されたお客様から、月経周期の変化についてうれしいお話を伺ったときの記録をご紹介します
子宮内膜症・子宮腺筋症があり、月経周期は23日
こちらのお客様は、子宮内膜症、子宮腺筋症があり、過去にチョコレート嚢胞の手術も受けていらっしゃいました。ご相談の中で気になっていたことの一つが、23日という短い月経周期でした。
生理が終わったと思ったら、また次の生理が近づいてくる。妊活中であれば、排卵の時期や高温期の長さも気になるところです。
漢方相談では、月経周期だけでなく、基礎体温、生理痛、経血の様子、日々の体調なども確認しながら、その方に合わせた内容を考えていきます
漢方を服用された翌月、23日周期から28日周期に
前月からご案内した漢方を服用され、その後のご相談で、月経周期が23日から28日になったと伺いました。
お客様は、
「20代のときに戻った」
とお話しくださいました。
ご自身が覚えている、以前の体のリズム。その感覚に近づいたことを喜んでいらっしゃいました。
私も、すごくうれしく思いました。
妊活のご相談では、妊娠判定や採卵結果のご報告はもちろん、こうした日々の変化を一緒に喜ぶこともあります。お客様ご自身が「いつもと違う」「前のようになった」と感じたことも、大切に伺っています。
月経周期と基礎体温を合わせて見る
月経周期に変化があったときは、その日数とともに、基礎体温や体調の経過も確認していきます。
今回、記録としてお伝えできるのは、漢方を服用された後の周期が23日から28日になり、ご本人も以前のリズムに戻ったように感じていらっしゃったことです。
この一度の変化だけで、卵子の状態や妊娠しやすさまで判断することはできません。
また、すべての方が28日周期を目指すわけでもありません。その方の普段の周期と比べてどうか、変化が続いているか、痛みや出血などに変わりがないかも大切です。
基礎体温を記録されている方は、紙の体温表でも、スマートフォンのアプリでも、ご相談の際にお見せください。月経の記録と一緒に拝見します。
月経周期が短いときの中医学的な考察
ここで、以前のコラムから、月経周期が短い方の漢方相談で考えることをご紹介します。
中医学では、生理が早く来る「月経先期(げっけいせんき)」について、大きく「気虚」と「血熱」の方向から考えます。28日より短いという日数だけで判断せず、普段の周期や基礎体温、経血、体調も合わせて確認します
A:気虚(ききょ)タイプ
「気」は、体を動かしたり、血を保ったりする働きを担うと考えます。
気が不足すると、血を保つ力が弱くなり、月経が早まることがある、というのが中医学の捉え方です。
疲れやすい、元気が出ない、食欲が少ないなどの様子がないか確認します。冷えも伴う場合には、体を温める力の不足も考えます。
以前のコラムでは、冷えを伴う方を「冷え冷えで周期が短いタイプ」と表現していました。
ただし、冷えや周期の短さだけで、卵胞の育ちが悪いと判断するわけではありません。
B:血熱(けつねつ)タイプ
もう一つは、「熱」が血に影響し、月経を早めると考えるタイプです。
こちらは、熱が過剰な「実熱(じつねつ)」と、体を潤す「陰」が不足して熱が目立つ「陰虚による虚熱(いんきょによるきょねつ)」を分けて考えます。
ほてりや口の渇き、寝汗、経血の色や量、舌の状態なども確認し、熱の性質を見極めていきます。
以前は、熱がこもるイメージを「サウナ状態」と例えていました。これは中医学の考え方を説明する比喩で、子宮や卵子の温度が実際に高くなっているという意味ではありません
同じ短い月経周期でも、漢方の方針は異なります
気を補うことを考えるのか、余分な熱を冷ますのか、潤いを補って熱を落ち着かせるのか。
同じ「周期が短い」というお悩みでも、体の状態によって方針は異なります。
こうして、一人ひとりの症状や舌、基礎体温などを合わせて考え、漢方を選ぶことを「弁証論治(べんしょうろんち)」といいます。
今回の記録だけでは、お客様がどのタイプだったかまではお伝えできませんが、漢方相談では、このような視点も大切にしています。
子宮内膜症・子宮腺筋症の相談では、毎月の過ごしやすさも大切に
子宮内膜症や子宮腺筋症があり、妊活に取り組んでいると、病院での検査や治療の予定に気持ちが向くことも多いと思います。
その中で、生理の間隔や痛み、冷え、疲れやすさ、食事や睡眠についても、気になることがあればお聞かせください。
同じ病名でも、お困りの症状や治療の段階は一人ひとり異なります。漢方相談では、その違いを伺いながら考えていきます。
子宮内膜症やチョコレート嚢胞についての漢方の考え方は、「子宮内膜症と漢方|生理痛・チョコレート嚢胞・妊活相談」でもご紹介しています。
「20代のときに戻った」という言葉が印象に残っています
今回のご相談で印象に残っているのは、周期の日数に加えて、お客様が「20代のときに戻った」と喜んでくださったことです。
ご自身の体の変化を、そんなふうに言葉にしてくださったことを、私もうれしく感じました。
妊活中の経過には、不安になることもあれば、少しほっとする出来事もあります。その一つひとつを、ご相談の中で共有していただければと思います。
子宮腺筋症・チョコレート嚢胞があり、体外受精を経てご出産された方の経過は、こちらの漢方相談の記録でご紹介しています。
山形県東根市・土屋薬局の漢方相談
土屋薬局では、子宮内膜症・子宮腺筋症・チョコレート嚢胞に伴うお悩みや、月経周期、生理痛、妊活中の体調について、漢方相談を承っています。
「生理が以前より早く来るようになった」
「基礎体温表を見ながら相談したい」
「病院での治療と並行して、漢方についても聞いてみたい」
そのような方は、現在の治療や、お困りのことをお聞かせください。
初回のご相談は約1時間が目安です。基礎体温表や検査結果、服用中のお薬が分かるものがありましたら、ご用意ください。
遠方の方は、電話・メール・LINEでのご相談も承っています。
漢方相談は予約制・相談無料です。
お電話:0237-47-0033
妊活・子宝の漢方相談フォームはこちら
※個別の相談経過をご紹介したものです。月経周期の変化にはさまざまな要因があり、漢方の効果や同様の結果を保証するものではありません。
この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。
私たちの詳しい経歴は、土屋薬局スタッフ紹介をご覧ください。
42歳で結婚し、52歳で父親になるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。中医学・中医不妊症を約30年学び、妊活、不妊治療、子宮内膜症、子宮腺筋症、PCOS、40代妊活などの漢方相談に携わっています。

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」を二つの柱としています。私たち夫婦自身の10年間の不妊経験も含め、相談に対する思いをこちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶ 中医不妊症を学び続けて約30年|土屋薬局の妊活漢方相談を支える2つの柱
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。

子宝相談をご利用くださったお客様が、赤ちゃんと一緒にご来店くださいました。健やかなご成長を、一緒に喜ばせていただきました。令和8年10月17日
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
土屋薬局から妊活中のみなさまへ
当店では、自然妊娠を希望される方をはじめ、人工授精・体外受精と並行して身体を整えたい方の漢方相談を承っています。独身の方や、将来の妊娠に向けて今から身体を整えたい方も、お気軽にご相談ください。
また、子宝を願うお守りや、妊娠・出産のお祝いとして、犬のマスコット、赤ちゃんアルバムなどのプレゼントもご用意しています。

子宝への願いを込めた「吉祥・南京豆」
店頭でお渡ししている「吉祥・南京豆」です。南京豆は、実がたくさんなることから、子孫繁栄や豊かさを願う縁起物とされています。土屋薬局でも、お客様の子宝への願いを込めてお渡ししています。
中国には、結婚を迎える二人のために、手作りの掛布団の縁に栗・棗・南京豆などを縫い込み、子宝や家族の幸せを願う風習があるそうです。小さなお守りですが、そんな願いが込められています。

無事のご出産を願う「犬のマスコット」
妊娠されたお客様には、無事のご出産を願って「犬のマスコット」をお渡ししています。
日本にも、犬の安産にあやかり、妊娠5か月目の戌の日に腹帯を巻いて安産を願う習慣があります。このマスコットにも、「どうぞ元気に赤ちゃんを迎えられますように」という私たちの気持ちを込めています。
ご出産後には、赤ちゃんと一緒にご来店くださるお客様もいらっしゃいます。お子さまの成長のお話を伺えることも、日々の相談の喜びになっています。
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
土屋薬局は、あなたの人生を応援します!
▶ 一般のお悩みはこちら「漢方相談表」
土屋薬局の漢方相談コーナーには、中国の子授け観音「送子観音菩薩像」が皆さまを見守っています。
▶ 妊活・不育症はこちら「子宝相談表」
漢方電話相談室:0237-48-2550
土屋薬局
山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間:平日9時~19時/土曜日9時~18時