
高プロラクチン血症でも、漢方の周期療法で体を整えることで自然な妊娠につながることがあります。
婦宝当帰膠や杞菊地黄丸など、女性の体をやさしく支える中医学の知恵を活かした妊活サポートです。
初回掲載:2005年 / 更新日:2025年10月
高プロラクチン血症による排卵障害・不妊でお悩みの方へ。
婦宝当帰膠・杞菊地黄丸・炒麦芽などを用いた漢方周期療法で、人工授精(AIH)3回目に妊娠判定陽性。
プロラクチン値が52→13まで改善した妊娠成功例を紹介します。
高プロラクチン血症とは?妊活への影響
「高プロラクチン血症(Hyperprolactinemia)」とは、乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)が必要以上に分泌される状態です。
本来は出産後に母乳を出すためのホルモンですが、妊娠していない時期に過剰に分泌されると、排卵を抑制してしまうことがあります。
その結果、
- 無排卵周期
- 黄体機能不全
- 生理不順
- 不妊
などにつながることがあり、妊活中の女性には大きな悩みとなるホルモン異常です。
漢方で整えるホルモンバランスと基礎体温
漢方では、高プロラクチン血症の背景に「腎虚(じんきょ)」や「肝気鬱結(かんきうっけつ)」があると考えます。つまり、ホルモンの乱れやストレスで「気血の巡り」が悪くなり、ホルモン分泌のバランスが崩れている状態です。
当店では、体質や基礎体温のパターンに応じて、以下のような周期療法を行いました。
周期療法の考え方(中医学的視点)
| 周期 | 目的 | 使用漢方の一例 |
|---|
| 生理期 | 不要な血液や内膜を排出する | 活血・理気の薬 |
| 卵胞期 | 卵胞を育て、内膜を作る | 婦宝当帰膠(養血調経) |
| 排卵期 | 排卵を助け、卵子を子宮に導く | 疏肝理気薬 |
| 黄体期 | 高温期を維持し、血流を集める | 杞菊地黄丸・炒麦芽など |
婦宝当帰膠で「血を補い」、杞菊地黄丸で「腎精を養い」、炒麦芽で「ホルモン分泌を整える」。
この3つの柱が、ホルモンバランスを調える鍵となります。
実際の妊娠成功例(2005年・土屋薬局でのご相談)
当時のお客様は、2人目の妊娠を希望されていた方。
病院では「高プロラクチン血症」と診断を受け、人工授精(AIH)を3回試みても結果が出ませんでした。
🔹 ご相談時の状態
- プロラクチン値:52.1
- 基礎体温:ギザギザで高温期が安定しない
- 高齢で冷えもあり、月経周期は不安定
この方に対して、当店では「漢方の周期療法」をご提案しました。
婦宝当帰膠で血を補い、杞菊地黄丸で卵巣機能を整え、炒麦芽でプロラクチン値を安定させる方法です。
プロラクチン値の改善と妊娠
3か月間の服用で、驚くほどの変化がありました。
💮 プロラクチン値:52.1 → 13へ正常化
💮 基礎体温:ギザギザが消え、安定した2相性に
体のバランスが整ってきたちょうどその頃、人工授精(AIH)で見事に妊娠判定・陽性反応が出ました。
お客様ご自身も、担当医師もとても驚かれていたとのことです。
出産とその後
出産後にお子さんを連れてご来店くださり、私からはお祝いとして「ピンクのアルバム」をお渡ししました。(男の子のときは青いアルバムをお渡ししています🍒)
お子さんは車でぐっすり眠っていて、ご本人は「まさか人工授精で妊娠できるとは思わなかった」と笑顔で話してくださったのを、今でも覚えています。
このご家族は3人から4人に。
漢方でお手伝いできたことを、私自身も心から嬉しく思いました。

出産のご報告をいただいたお客様に、店主で薬剤師・認定不妊カウンセラーの土屋幸太郎がピンクのアルバムをお贈りしました。妊娠・出産の喜びを共に分かち合える瞬間は、何より嬉しいひとときです🍒(こちらの写真はイメージです)

2005年当時の実際の記念写真(掲載はお客様のご了承済み)。当時の感激が今も鮮明に思い出されます。
妊活と高プロラクチン血症の関係(現代の視点から)
現代では、ストレスやスマートフォンによる夜更かしなどで、若い女性でもプロラクチンが高くなるケースが増えています。
漢方で「体の巡り」を整えることで、ホルモン分泌が安定し、人工授精・体外受精の前段階で自然妊娠に至るケースも少なくありません。
まとめ|体質を整えることで「妊娠力」は高まる
高プロラクチン血症で妊娠が難しいと感じている方も、焦らず、まずは体の基礎を整えることが大切です。
- 婦宝当帰膠で「血とホルモンの巡り」を整える
- 杞菊地黄丸で「卵巣年齢」をサポートする
- 炒麦芽で「プロラクチン分泌」を穏やかにする
これらを組み合わせた周期療法は、今でも多くの方に希望を与えています。
体質が整えば、ホルモンも自然と整います。
その先に「新しい命とのご縁」が生まれるのです。
🍒土屋薬局からのメッセージ
土屋薬局では、不妊・妊活・更年期など、ホルモンバランスの乱れに関するご相談を承っています。
基礎体温表をお持ちいただければ、より具体的な周期分析が可能です。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
📍 山形県東根市神町中央1-10-7
📞 0237-47-0033
🌐 https://tutiya-yakkyoku.jp
高プロラクチン血症関連ブログはこちらもぜひご参考にしてください。
土屋薬局から妊活中のみなさまへ
当店では人工授精・体外受精と並行して、妊娠しやすい体づくりのための漢方相談を行っています。
また、独身のかたで将来への子宝、妊娠しやすい身体づくりの応援も行っております。
赤ちゃんアルバムやマスコットなど、心を込めたプレゼントもご用意しています。

店頭でお渡ししている吉祥・南京豆。妊娠・出産を願う中国のお守りで、豆のように子孫が増えることや、財産が増えることを意味しています。土屋薬局で子宝祈願としてお渡ししています。

吉祥・南京豆の物語:結婚を迎える男女のために、昔ながらの風習で手作りされる掛布団の縁には栗・棗・南京豆が縫い込まれます。特に南京豆は、実がたくさんなることから子沢山や男女の産み分けを願う祈りの意味があります。

妊娠されたお客様には、犬が安産なことを象徴する「犬のマスコット」を差し上げています。無事の出産を心から祈念申し上げます。
「妊娠おめでとうございます」昔から「さらし」の腹帯を五ヶ月目の戌(いぬ)の日に巻くという習慣がありますが、これは犬のお産が大変に軽いので、戌の日に帯を受けると(犬の安産にあやかれる)」という言い伝えになります。
お気軽にご相談ください。あなたとご家族の健康と妊活をずっと応援しています。
お問い合わせ・ご予約はこちら。一人一人にあう漢方をご紹介しています。
ゆっくりとお話を聞かせてくださいね。
ブログ一覧:https://tutiya-yakkyoku.jp/blog/
お電話:0237-47-0033(完全予約制)
遠方のかたは漢方相談表、子宝相談表をどうぞご利用下さいませ。
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この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。(私たちの経歴は、こちらです)

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活相談を支える専門性について、以下で詳しくご紹介します。イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースも修了していますので、どうぞ安心して子宝相談をご利用ください。
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
土屋薬局は、あなたの人生を応援します!
▶ 一般のお悩みはこちら「漢方相談表」
土屋薬局の漢方相談コーナーには、中国の子授け観音「送子観音菩薩像」が皆さまを見守っています。
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漢方電話相談室:0237-48-2550
土屋薬局
山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間:平日9時~19時/土曜日9時~18時