
突発性難聴とは
突発性難聴は、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる病気です。
耳鳴りや耳閉感(耳が詰まった感じ)、音がこもって聞こえる症状、めまいを伴うこともあり、できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診し、治療を開始することが大切とされています。
一方で、発症後も聞こえにくさや耳鳴りが続き、不安な毎日を過ごされている方も少なくありません。
今回は、突発性難聴を発症して約4か月が過ぎてから土屋薬局へご相談に来られた60代男性のお話です。
病院での治療を継続しながら漢方薬も併用され、私にとっても忘れられない経過となりました。
※本症例は病院での治療を継続しながら漢方薬を併用された一例です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるものではありません。
突発性難聴を発症4か月後、土屋薬局へ初めてご相談
令和8年4月22日が初めてのご相談でした。
その日のことは、今でも鮮明に覚えています。
普通に話しかけても、私の声は十分に伝わりません。
そこで、お客様はスマートフォンの音声文字起こし機能を使い、私の話を文字に変換しながら相談を受けられました。
まさに「筆談」ではなく、「スマホ筆談」です。
後から伺うと、総合病院耳鼻咽喉科でも診察中にスマートフォンで文字起こしを利用していたところ、
「診察室ではスマホは禁止です。」
と注意を受けたそうです。
さらに、
「このまま経過すると身体障害者手帳の対象になる可能性もあります。」
という説明も受け、とても大きな不安を抱えていらっしゃいました。
突発性難聴の発症からご相談までの経過
令和8年3月◯日、総合病院耳鼻咽喉科へ入院。
5泊6日のステロイド点滴治療を受け、その月に退院されました。
病院からは、
の3種類が処方されていました。
また、30年前には左耳が突発性難聴となり、現在も左耳は聞こえない状態とのこと。
今回は唯一聞こえていた右耳の突発性難聴であり、ご本人様の不安は非常に大きなものでした。
突発性難聴でご相談時の症状
初回のご相談では、
- 右耳の聞こえにくさ
- 耳鳴り
- 音がこもって聞こえる
- 耳閉感
- 不眠
- 身体の節々の痛み
- 手先のしびれ
- 腰痛
- 動悸
- 強迫観念
- 気持ちの落ち込み
など、多くの症状がありました。など、多くの症状がありました。
漢方相談でまず大切にしたこと
まず私が大切だと考えたのは、「眠れる身体をつくること」でした。
睡眠は心身の回復に欠かせません。
そこで最初は、心を落ち着かせ、睡眠を整えることを目的とした安神作用のある漢方薬をご提案しました。
突発性難聴を発症約5か月後、聴力が少しずつ改善
約1か月後のご相談では、
「入院前は毎日寝酒をしていましたが、今は酒をきっぱりやめました。」
と話してくださいました。
さらに、
「聴力も少し改善してきました。」
とのこと。
睡眠や生活習慣も整ってきたことから、この日からは耳の状態を考え、漢方薬2種類の組み合わせをご提案しました。
突発性難聴を発症約6か月後、スマホなしで会話できるまで回復
今回のご相談では、本当に驚きました。
何より驚いたのは、スマートフォンを使わずに普通に会話ができたことです。
初めてご来店された日は、音声文字起こし機能がなければ会話ができませんでした。
それが今回は、自然に会話が続いていきます。
私自身、本当に感慨深い瞬間でした。
さらに、
- 近いところの音が聞こえるようになってきた
- 携帯電話でも話ができるようになった
- オージオグラム(聴力検査)の結果も改善してきている
とのことでした。
もちろん、
はまだ残っています。
しかし、ご本人様からこんな言葉がありました。
「耳が治ることに欲が出てきました。」
この一言が、とても印象に残っています。
以前は「聞こえない」という不安の中で毎日を過ごされていました。
それが今では、
「もっと良くなりたい。」
という前向きな気持ちになられているのです。
奥様も一緒に喜んでくださり、私自身も本当に嬉しくなりました。
突発性難聴で悩まれている方へ
突発性難聴は、早期治療が大切な病気です。
一方で、その後の経過には個人差があり、不安を抱えながら生活されている方も多くいらっしゃいます。
今回のお客様は、病院での治療を続けながら、生活習慣を見直し、お酒をやめ、睡眠を整え、漢方薬を継続された一例です。
初めてお会いしたときは、スマートフォンの文字起こしがなければ会話ができませんでした。
それが今では、普通に会話ができるまでになりました。
私はこの変化を目の前で見せていただき、「あきらめない気持ち」の大切さを改めて教えていただきました。
同じように突発性難聴や耳鳴り、耳閉感で悩まれている方にとって、この症例が一つの希望になれば幸いです。
土屋薬局では、病院での治療を大切にしながら、お一人おひとりの体質や生活背景に合わせた漢方相談を行っています。
山形県内はもちろん、全国からお電話やオンラインでのご相談も承っております。どうぞお気軽にご相談ください。
※本症例はお客様のご了承をいただき、個人が特定されないよう内容を一部変更して掲載しています。また、効果には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。
🍒 関連記事・漢方相談のご案内
突発性難聴はもちろん、耳鳴り・耳閉感・めまいなどの症状は、体質や生活習慣、自律神経のバランスなども関係していることがあります。
土屋薬局では、病院での治療を大切にしながら、中医学(漢方)の考え方を取り入れ、お一人おひとりの体質に合わせた漢方相談を行っています。
耳の不調でお悩みの方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
また、土屋薬局では山形県内だけでなく全国から、突発性難聴・耳鳴り・耳閉感の漢方相談を承っています。
「発症から時間が経ってしまった」
「病院で治療を受けているが、漢方についても相談したい」
「自分の体質に合った養生法も知りたい」
という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
▶ 漢方相談のご予約・お問い合わせはこちら
山形県が東根市神町中央1-10-7
電話漢方相談 0237-47-0033または0237-48-2550まで
メール相談もございます。
この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。
私たちの詳しい経歴は、土屋薬局スタッフ紹介をご覧ください。
42歳で結婚し、52歳で父親になるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。中医学・中医不妊症を約30年学び、妊活、不妊治療、子宮内膜症、子宮腺筋症、PCOS、40代妊活などの漢方相談に携わっています。

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」を二つの柱としています。私たち夫婦自身の10年間の不妊経験も含め、相談に対する思いをこちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶ 中医不妊症を学び続けて約30年|土屋薬局の妊活漢方相談を支える2つの柱
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
土屋薬局は、あなたの人生を応援します!
▶ 一般のお悩みはこちら「漢方相談表」
土屋薬局の漢方相談コーナーには、中国の子授け観音「送子観音菩薩像」が皆さまを見守っています。
▶ 妊活・不育症はこちら「子宝相談表」
漢方電話相談室:0237-48-2550
土屋薬局
山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間:平日9時~19時/土曜日9時~18時