【発症4か月】突発性難聴でスマホの文字起こしが必要だった60代男性|漢方併用で会話できるまで回復した経過

突発性難聴耳鳴り

2026年7月9日

発症4か月後の突発性難聴でスマホの文字起こしが必要だった60代男性が、漢方併用で普通に会話できるまで回復した症例を紹介する土屋薬局の手書きアイキャッチ

突発性難聴とは

突発性難聴は、ある日突然、片方の耳が聞こえにくくなる病気です。

耳鳴りや耳閉感(耳が詰まった感じ)、音がこもって聞こえる症状、めまいを伴うこともあり、できるだけ早く耳鼻咽喉科を受診し、治療を開始することが大切とされています。

一方で、発症後も聞こえにくさや耳鳴りが続き、不安な毎日を過ごされている方も少なくありません。

今回は、突発性難聴を発症して約4か月が過ぎてから土屋薬局へご相談に来られた60代男性のお話です。

病院での治療を継続しながら漢方薬も併用され、私にとっても忘れられない経過となりました。

※本症例は病院での治療を継続しながら漢方薬を併用された一例です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるものではありません。


突発性難聴を発症4か月後、土屋薬局へ初めてご相談

令和8年4月22日が初めてのご相談でした。

その日のことは、今でも鮮明に覚えています。

普通に話しかけても、私の声は十分に伝わりません。

そこで、お客様はスマートフォンの音声文字起こし機能を使い、私の話を文字に変換しながら相談を受けられました。

まさに「筆談」ではなく、「スマホ筆談」です。

後から伺うと、総合病院耳鼻咽喉科でも診察中にスマートフォンで文字起こしを利用していたところ、

「診察室ではスマホは禁止です。」

と注意を受けたそうです。

さらに、

「このまま経過すると身体障害者手帳の対象になる可能性もあります。」

という説明も受け、とても大きな不安を抱えていらっしゃいました。


突発性難聴の発症からご相談までの経過

令和8年3月◯日、総合病院耳鼻咽喉科へ入院。

5泊6日のステロイド点滴治療を受け、その月に退院されました。

病院からは、

  • メチコバール
  • サルポグレラート
  • アデホス

の3種類が処方されていました。

また、30年前には左耳が突発性難聴となり、現在も左耳は聞こえない状態とのこと。

今回は唯一聞こえていた右耳の突発性難聴であり、ご本人様の不安は非常に大きなものでした。


突発性難聴でご相談時の症状

初回のご相談では、

  • 右耳の聞こえにくさ
  • 耳鳴り
  • 音がこもって聞こえる
  • 耳閉感
  • 不眠
  • 身体の節々の痛み
  • 手先のしびれ
  • 腰痛
  • 動悸
  • 強迫観念
  • 気持ちの落ち込み

など、多くの症状がありました。など、多くの症状がありました。


漢方相談でまず大切にしたこと

まず私が大切だと考えたのは、「眠れる身体をつくること」でした。

睡眠は心身の回復に欠かせません。

そこで最初は、心を落ち着かせ、睡眠を整えることを目的とした安神作用のある漢方薬をご提案しました。


突発性難聴を発症約5か月後、聴力が少しずつ改善

約1か月後のご相談では、

「入院前は毎日寝酒をしていましたが、今は酒をきっぱりやめました。」

と話してくださいました。

さらに、

「聴力も少し改善してきました。」

とのこと。

睡眠や生活習慣も整ってきたことから、この日からは耳の状態を考え、漢方薬2種類の組み合わせをご提案しました。


突発性難聴を発症約6か月後、スマホなしで会話できるまで回復

今回のご相談では、本当に驚きました。

何より驚いたのは、スマートフォンを使わずに普通に会話ができたことです。

初めてご来店された日は、音声文字起こし機能がなければ会話ができませんでした。

それが今回は、自然に会話が続いていきます。

私自身、本当に感慨深い瞬間でした。

さらに、

  • 近いところの音が聞こえるようになってきた
  • 携帯電話でも話ができるようになった
  • オージオグラム(聴力検査)の結果も改善してきている

とのことでした。

もちろん、

  • 寝る前の耳鳴り
  • 音のこもる感じ
  • 耳閉感

はまだ残っています。

しかし、ご本人様からこんな言葉がありました。

「耳が治ることに欲が出てきました。」

この一言が、とても印象に残っています。

以前は「聞こえない」という不安の中で毎日を過ごされていました。

それが今では、

「もっと良くなりたい。」

という前向きな気持ちになられているのです。

奥様も一緒に喜んでくださり、私自身も本当に嬉しくなりました。


突発性難聴で悩まれている方へ

突発性難聴は、早期治療が大切な病気です。

一方で、その後の経過には個人差があり、不安を抱えながら生活されている方も多くいらっしゃいます。

今回のお客様は、病院での治療を続けながら、生活習慣を見直し、お酒をやめ、睡眠を整え、漢方薬を継続された一例です。

初めてお会いしたときは、スマートフォンの文字起こしがなければ会話ができませんでした。

それが今では、普通に会話ができるまでになりました。

私はこの変化を目の前で見せていただき、「あきらめない気持ち」の大切さを改めて教えていただきました。

同じように突発性難聴や耳鳴り、耳閉感で悩まれている方にとって、この症例が一つの希望になれば幸いです。

土屋薬局では、病院での治療を大切にしながら、お一人おひとりの体質や生活背景に合わせた漢方相談を行っています。

山形県内はもちろん、全国からお電話やオンラインでのご相談も承っております。どうぞお気軽にご相談ください。

※本症例はお客様のご了承をいただき、個人が特定されないよう内容を一部変更して掲載しています。また、効果には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。


🍒 関連記事・漢方相談のご案内

突発性難聴はもちろん、耳鳴り・耳閉感・めまいなどの症状は、体質や生活習慣、自律神経のバランスなども関係していることがあります。

土屋薬局では、病院での治療を大切にしながら、中医学(漢方)の考え方を取り入れ、お一人おひとりの体質に合わせた漢方相談を行っています。

耳の不調でお悩みの方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

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