
※結果には個人差があります。掲載症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
FSHが高いと言われた。卵巣機能が低下していると言われた。無排卵や早発卵巣不全(POI)で妊娠は難しいのではないかと不安になる方も多いと思います。
今回は、FSH90という高値で2年以上無月経が続いていた30代女性が、妊活のための漢方相談を1年間継続した結果、自然排卵を経て自然妊娠された症例をご紹介します。
卵巣機能低下症やFSH高値、無排卵でお悩みの方の参考になれば幸いです。
こんにちは。薬剤師・認定不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今回は、私が今でも印象深く覚えている妊活相談のお話です。
30代のお客様で、2年ほど前から自然に生理が来なくなり、無月経の状態が続いていました。
病院では、
- FSH(卵胞刺激ホルモン)90
- 卵巣機能低下症
- 早発卵巣不全(早発閉経)
と診断されていました。
妊娠を望まれていましたが、生理も排卵もない状態でしたので、ご本人も大変不安な毎日を過ごされていたと思います。
妊活漢方を始めて1年
昨年の10月から、妊活のための漢方相談を開始しました。
中医学では、卵巣機能の低下や無排卵の背景に「腎虚(じんきょ)」が関係していることが多くあります。
そのため補腎を中心に、お身体の状態に合わせて漢方薬を調整しながら続けていただきました。
また、途中では睡眠の質を高めるための安神法(あんしんほう)も取り入れ、心身のバランスを整えることも意識しました。
正直なところ、なかなか生理が来ない時期もありました。
それでも根気よく漢方を継続してくださいました。
「自然に排卵できました!」
そして漢方相談を始めてから約1年。
お客様から嬉しいご報告をいただきました。
「今月、自然に排卵できました!」
「誘発剤を使っていません」
「自分でもびっくりしています」
さらに、
「FSHが5まで下がって、E2も500ありました」
とのことでした。
長い間、排卵がなかった状態から自然排卵が確認できたことは、ご本人にとっても大きな喜びだったと思います。
私もとても嬉しく感じました。
そして妊娠判定陽性へ
自然排卵が確認された後、ご夫婦でタイミングを取られました。
すると、その後まもなく、
「妊娠検査薬で陽性が出ました!」
「妊娠していました!」
とのご連絡をいただきました。
私たちスタッフも本当に嬉しく、みんなで喜んだことを今でも覚えています。
続けることの大切さ
妊活相談をしていると、
「いつ結果が出ますか?」
というご質問を受けることがあります。
もちろん早く結果が出ることもありますが、身体づくりには時間がかかることもあります。
このお客様の場合も、約1年間という時間をかけながら、お身体を整えていきました。
途中で諦めずに続けてくださったことが、とても大きかったと思います。
私はこの症例を通じて、
「継続することの大切さ」
を改めて教えていただきました。
2022年追記
その後、このお客様は無事に出産されました。
本当におめでとうございました。
そして実は、私自身も42歳で結婚し、10年間の不妊を経験した後、52歳で父親になりました。
私自身が大病を経験し、精子の状態が思わしくない時期もありました。
また妻もFSHが高い状態からの妊活でした。
だからこそ、不妊治療を続けるご夫婦の気持ちは少し分かるつもりです。
FSHが高い。
AMHが低い。
卵巣機能が低下していると言われた。
そんな時は、とても不安になると思います。
もちろん結果には個人差がありますし、すべての方が同じ経過をたどるわけではありません。
しかし、身体を整えながらできることを一つひとつ積み重ねていくことは決して無駄ではないと私は考えています。
中医学の知恵や漢方薬は、私自身の妊活経験の中でも大きな支えになりました。
そして今も、多くのご夫婦の妊活相談の現場で役立っています。
「もう難しいかもしれない」
そう思った時こそ、一度立ち止まって身体全体を見直してみることも大切かもしれません。
焦らず、諦めず、一緒に身体づくりを考えていきましょう。
薬剤師・認定不妊カウンセラー
土屋幸太郎
FSHが高い、AMHが低い、卵巣機能が低下していると言われた方は、こちらの記事も参考になさってください。
▶ 卵巣の反応を良くする方法。FSH改善、AMH少ない、早発閉経の漢方相談
▶ AMHが低いと言われた方の妊活漢方相談
▶ 早発閉経(早発卵巣不全・POI)の漢方対策
▶ 採卵数が少ない・卵胞が育ちにくい方の身体づくり
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