
「顔色が冴えない」
「肌や髪の乾燥が気になる」
「疲れて見えると言われるようになった」
このようなお悩みは、化粧品などによる外側からのお手入れだけでなく、冷えや月経、睡眠、食事など、体の内側の状態が関係していることがあります。
中医学には「健康であってこそ、その人本来の美しさが現れる」という考え方があります。
今回は、中国を代表する美女として知られる楊貴妃の逸話を入口に、女性の健康を支える「当帰」と「阿膠」、そして婦宝当帰膠についてご紹介します。
中国を代表する美女・楊貴妃
楊貴妃(ようきひ、本名・楊玉環)は、唐の時代に実在した人物です。
719年に生まれ、はじめは唐の皇帝・玄宗の息子である寿王李瑁の妃となりました。その後、玄宗に見初められ、皇帝の妃として最高位にあたる「貴妃」となったと伝えられています。
楊貴妃は、中国の歴史に登場する「四大美人」の一人として、現在まで語り継がれています。楊貴妃の人物概要
その美しさについては、入浴法、食事、顔のマッサージなど、さまざまな美容法が伝承として残されています。
その一つとして知られているのが、「阿膠(あきょう)」です。
ただし、楊貴妃が実際に阿膠を服用していたことを確認できる確かな史料があるわけではありません。
ここでは、古くから語り継がれてきた「楊貴妃の美容伝説」の一つとしてご紹介します。
阿膠とはどのような生薬?
阿膠は、ロバの皮を煮詰めて作られる伝統的な動物性生薬です。
中医学では、血を補う「補血」、体の潤いを養う「滋陰」、出血を抑える「止血」などの目的で用いられてきました。
阿膠はコラーゲンを主成分としていますが、「コラーゲンがそのまま肌へ届く」という単純なものではありません。
中医学では、阿膠に含まれる一つの成分だけに注目するのではなく、血や潤いを養え、体全体を内側から整える生薬として考えます。
当帰は「女性の宝」と呼ばれる生薬
婦宝当帰膠の中心となる生薬が「当帰(とうき)」です。
当帰はセリ科の植物の根を使用した生薬で、中医学では血を養う「補血」と、血の巡りを整える「活血」の働きを持つと考えられています。
血が不足した「血虚」の体質では、次のような症状が現れることがあります。
- 顔色が青白い、または黄色っぽい
- めまいや立ちくらみがある
- 疲れやすい
- 手足が冷える
- 肌や髪が乾燥する
- 爪が割れやすい
- 月経量が少ない
- 月経周期が遅れやすい
中医学では「血」が全身へ栄養と潤いを届けると考えます。
そのため、血が不足すると、顔色や肌、髪、爪などにも影響が現れやすくなります。
婦宝当帰膠には当帰と阿膠を配合
イスクラ婦宝当帰膠Bには、当帰と阿膠をはじめ、黄耆、地黄、芍薬、茯苓、党参、川芎、甘草の9種類の生薬が配合されています。
血を養うだけでなく、血をつくって全身へ運ぶために必要な「気」も補う構成です。
効能・効果は、冷え症、貧血、生理不順、生理痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴りなどです。イスクラ産業・婦宝当帰膠B製品情報
婦宝当帰膠は美容だけを目的とした商品ではありません。
冷えや月経の不調、貧血傾向などを体の内側から整えた結果として、顔色や肌の状態にも変化を感じる方がいらっしゃいます。
「肌に何を塗るか」だけでなく、「体の中からきちんと血と潤いを養えているか」を考えるのが、中医学の美容法です。
婦宝当帰膠が向いているのはどんな人?
婦宝当帰膠は、特に次のような方に用いられます。
- 手足が冷えやすい
- 顔色が冴えない
- 疲れやすく、元気が出ない
- めまいや立ちくらみがある
- 生理不順や生理痛がある
- 月経量が少ない
- 肩こりや頭痛がある
- 肌や髪の乾燥が気になる
ただし、すべての女性に同じ漢方が合うわけではありません。
胃腸が弱く下痢をしやすい方、ほてりやのぼせが強い方、月経量が非常に多い方などは、体質を確認しながら服用方法を調整する必要があります。
楊貴妃に伝わる顔のマッサージ
楊貴妃の美容法として、顔をやさしく刺激するマッサージも伝えられています。
顔を強く叩く必要はありません。洗顔後や入浴後に、清潔な手で顔を包み込むように触れたり、やさしく押さえたりする程度で十分です。
もちろん、強く叩く必要はありません。
洗顔後や入浴後に、清潔な手で顔を包み込むように触れたり、やさしく押さえたりする程度で十分です。
摩擦や強い刺激は、かえって肌への負担になります。肌が敏感な方は無理をせず、気持ちよいと感じる範囲で行いましょう。
中医学で考える美容の4つの基本
中医学の美容で大切にしたいことは、次の4つです。
1.健康が美しさの土台になる
疲労、冷え、睡眠不足、胃腸の不調などが続けば、顔色や肌の状態にも影響します。
美容と健康を別々に考えず、まずは体全体を整えることが大切です。
2.体の内側から血と潤いを養う
無理なダイエットや偏った食事は、「血」の不足につながることがあります。
肉、魚、卵、大豆製品、野菜などをバランスよくとりましょう。
3.血の巡りを整える
長時間同じ姿勢で過ごすことや、運動不足、ストレスなどは、血の巡りを悪くする原因になります。
散歩やストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすこともおすすめです。
4.年齢に合わせて「腎」を養う
中医学の「腎」は、成長、発育、生殖、老化と関係しています。
年齢による変化を否定するのではなく、睡眠、食事、休養を大切にしながら、その年代に合った美しさを育てていきます。
外から磨くだけでなく、内側から整える
楊貴妃の美容法が現代まで語り継がれているのは、単なる「若返りの秘薬」の話だからではないと思います。
食事や休養、マッサージなどを大切にしながら、日々の積み重ねによって美しさを保とうとした姿勢に、現代にも通じるものがあるからでしょう。
中医学で大切にするのは、
- 血を養う「養血」
- 血の巡りを整える「活血」
- 年齢による変化を支える「補腎」
という3つの考え方です。
婦宝当帰膠も、単なる美容目的ではなく、冷えや貧血、生理不順などを整えながら、その方らしい健やかさを支えていく漢方です。
冷えや月経の不調、顔色、疲れやすさなどが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
一人ひとりの体質を確認しながら、無理なく続けられる漢方をご提案いたします。
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この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。
私たちの詳しい経歴は、土屋薬局スタッフ紹介をご覧ください。
42歳で結婚し、52歳で父親になるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。中医学・中医不妊症を約30年学び、妊活、不妊治療、子宮内膜症、子宮腺筋症、PCOS、40代妊活などの漢方相談に携わっています。

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」を二つの柱としています。私たち夫婦自身の10年間の不妊経験も含め、相談に対する思いをこちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶ 中医不妊症を学び続けて約30年|土屋薬局の妊活漢方相談を支える2つの柱
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
土屋薬局は、あなたの人生を応援します!
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土屋薬局の漢方相談コーナーには、中国の子授け観音「送子観音菩薩像」が皆さまを見守っています。
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土屋薬局
山形県東根市神町中央1-10-7
営業時間:平日9時~19時/土曜日9時~18時