不妊症と漢方周期療法とは
漢方周期療法とは、女性の生理周期に合わせて漢方を使い分け、子宮や卵巣の働きを整える方法です。低温期・高温期に合わせて体をサポートすることで、排卵や着床のタイミングを整え、妊娠しやすい体質づくりが可能になります。
生理周期ごとの漢方周期療法(補足)
- 生理期:不要な内膜を血液として排出し、子宮をリセット。冷えや疲れの改善もポイントです。
- 卵胞期:卵胞と子宮内膜を育てる時期。血や気を補い、卵胞の発育をサポートします。
- 排卵期:排卵を助け、卵子を受精しやすく。血流や水分代謝を整える漢方が有効です。
- 黄体期:内膜を厚く保ち、着床しやすい環境を作ります。体を潤し、ホルモンバランスを整えることがポイントです。
このように生理周期に沿った漢方療法で体質を整えることが、自然妊娠への近道となります。
基礎体温表が妊活に重要な理由
基礎体温表は、体の状態を把握するための大切な指標です。
高温期の持続や低温期の安定度を確認することで、ホルモンバランスや排卵の状況を漢方療法に活かせます。
産婦人科医の先生も、基礎体温表の重要性を強調しています。
正確な基礎体温の記録は、妊娠しやすい体づくりに欠かせません。
参考コラムはこちらです。
自覚症状の改善も妊活の一部
漢方は体質全体の改善を重視します。
生理痛や冷え性、疲れやすさなどの自覚症状を整えることは、妊娠力アップにつながる重要なステップです。
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婦人科医・別府先生の講演内容
2005年に仙台で開催された勉強会で、東京医科歯科大学産婦人科の別府先生は
「不妊症の漢方周期療法は効く」と力説されました。
医師の視点から漢方周期療法の有効性が裏付けられた瞬間で、西洋医学の知見も交え、基礎体温表やホルモン状況の確認が妊活にどう役立つかを丁寧に解説されています。

仙台で開催された勉強会での別府先生の講演の様子です。別府先生は、不妊症に対する漢方周期療法の有効性や、基礎体温表の活用法について、医師の視点から丁寧に解説されました。この講演内容は、現在の土屋漢方薬局の妊活サポートにも活かされています。

産婦人科医の指導のもと、不妊・妊活に役立つ漢方周期療法の観点から、月経周期に関わるエストロゲン、プロゲステロン、FSH、LHなどのホルモンバランスを学んでいる様子です。
基礎体温やホルモンの変化を理解することで、妊娠しやすい体質づくりに役立つ知識を丁寧に確認しています。

当時、別府先生は『以前に西洋医学の不妊の話をしたのですが、今回は中医不妊症の月経周期療法の話なのでとても嬉しい、念願かなった。漢方周期療法は不妊症によく効きますね!』と喜んで講演されていたことを、20年経った今でも覚えています。
土屋漢方薬局で実践している漢方周期療法
勉強会で学んだ内容は、現在の土屋漢方薬局の周期療法に活かされています。
- 体質に合わせた漢方
- 基礎体温表の活用
- 自覚症状の改善
この三本柱が、今も妊活サポートの基本です。
妊活相談の流れはこちらから
正しい漢方相談のために必要なこと
漢方周期療法は、単に薬を出すだけでは効果が薄いです。
体質の把握や生活習慣のヒアリング、基礎体温の確認などを丁寧に行うことで、より高い効果が期待できます。
冷え性や疲れやすさ、生理痛の改善も同時に行い、妊娠しやすい体づくりをサポートします。
今の妊活相談につなげる
土屋漢方薬局では、漢方周期療法に基づいた個別相談を行っています。
体質や症状に合わせて漢方を調整し、基礎体温表を見ながらサポートします。
漢方周期療法で体質改善した方の中には、子宮内膜症やチョコレート嚢腫がありながら、自然妊娠された方も多数いらっしゃいます。
相談の目安や準備いただきたいこと
- 基礎体温表の記録
- 過去の検査結果
これらを持参いただくと、より効果的なサポートが可能です。
まとめ:妊活中の方へのメッセージ
漢方周期療法で妊娠を目指すメリット:
- 生理周期に合わせて体質を整えられる
- 自覚症状の改善が妊娠力アップにつながる
- 西洋医学と漢方の両面からサポート可能
- 婦人科医と連携した安心のサポート
医師の知見を踏まえた漢方薬局での周期療法だから、安心して取り組めます。
ご相談はこちら
体質に合わせた漢方周期療法のご相談は、土屋漢方薬局 子宝相談室までお気軽にどうぞ。
- 所在地:山形県東根市神町中央通り
- 電話番号:0237-47-0033(店舗)
- 漢方電話相談室:0237-48-2550
- 公式LINE:https://line.me/R/ti/p/%40353hvzfn
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