卵巣嚢腫や皮様嚢腫があっても妊娠・出産された漢方相談の実例
「卵巣嚢腫(卵巣のう腫)や皮様嚢腫があっても、本当に妊娠・出産できるのだろうか?」
そんな不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
土屋薬局では、これまでに卵巣嚢腫のある方が漢方薬を服用し、体質改善を続けた結果、無事に妊娠・出産された実例が複数ございます。
卵巣嚢腫は、特に20〜30代の妊娠を希望される方にとって、不安を抱える原因になりやすい疾患です。
ですが、中医学の視点で体調を整え、ホルモンバランスや血流を改善することで、妊娠力を高めることは可能と感じています。
卵巣嚢腫の症状とリスク|チョコレート嚢胞・皮様嚢腫とは?
卵巣嚢腫とは?
卵巣嚢腫は、卵巣に液体や脂肪成分などがたまって膨らんでいく良性の腫瘍です。種類によっては、**チョコレート嚢胞(子宮内膜症性嚢胞)や皮様嚢腫(脂肪・毛髪などを含む)**と呼ばれます。
症状や注意点
- 腫瘍が大きくなると「卵巣茎捻転(けいねんてん)」という状態に進行し、激しい腹痛や緊急手術が必要になることも。
- 「太ったと思ったら、実は嚢腫だった」という方もいるほど、腹部が膨らむこともあります。
- 腫瘍が腸や膀胱を圧迫すると、便秘・頻尿・排便痛などの症状が現れることもあります。
妊娠してから発覚することも|卵巣腫瘍は「沈黙の腫瘍」
卵巣嚢腫は「沈黙の腫瘍」とも呼ばれ、自覚症状がないまま進行するケースも多いのが特徴です。
子宮がん検診や妊婦健診中に偶然見つかることもあり、妊娠してから「実は卵巣嚢腫があった」と気づく場合もあります。
片方の卵巣が働かなくても、もう片方がしっかり排卵していれば妊娠は可能です。
皮様嚢腫の方でも、術前・術後と漢方を併用しながら、体全体のバランスや生理のリズムを整えて、妊娠を目指している方が多くいらっしゃいます。
実際に、20代の独身時代から「いつかの妊娠のために」と漢方を継続されていたお客様が、30代でご結婚後に妊娠・出産されたケースもございます。とても真面目で熱心に体づくりに取り組まれていた姿が、今でも印象に残っています。
このように、皮様嚢腫があっても、早い段階から漢方で体調を整えておくことが、妊娠力を高める大きな一歩になります。
独身のうちからの体質改善も、十分意味があると感じています。
土屋薬局で多いご相談内容|漢方でできること
卵巣嚢腫・チョコレート嚢胞・皮様嚢腫について、当薬局では次のようなご相談をよくいただきます。
- 「今は経過観察中で、このまま手術を避けたい」
- 「腫瘍がこれ以上大きくならないようにしたい」
- 「妊娠に備えて体調やホルモンバランスを整えたい」
そうした方には、自覚症状の軽減と体質改善の両面からアプローチする漢方をご提案しています。
卵巣嚢腫への漢方的な考え方と処方例
中医学では「通じざればすなわち痛む」と言うように、体内の巡りが悪いと腫瘤や痛みが起こりやすくなります。
漢方で重視する2つの柱
- 痛みや不快感の緩和(活血・理気・去湿など)
- 腫瘍が進行しにくい体質へ導く(体質改善)
主な体質パターンと処方の方向性
(1)瘀血タイプ(血の滞り)
- 特徴:冷え、生理痛、血の巡りが悪い
- 処方:**活血化瘀(かっけつかお)**で血流を促進し、痛みや腫れを和らげます。
(2)気滞タイプ(ストレス・情緒)
- 特徴:ストレス過多、イライラ、生理前の張り感
- 処方:**疏肝理気(そかんりき)**で気の巡りを整え、心身の緊張をやわらげます。
(3)痰湿タイプ(水分代謝の乱れ)
- 特徴:むくみ、体が重い、舌が白っぽい
- 処方:**去湿化痰(きょしつかたん)**で体内の余分な水を排出し、腫れやすさを改善します。
実例紹介|皮様嚢腫でも漢方で妊娠・出産へ
あるお客様は皮様嚢腫の診断後、手術を経て、術後の体力回復や月経周期の整えに漢方を継続されました。
体の冷えやホルモンバランスの乱れも改善し、最終的に自然妊娠・ご出産されました。
術前から漢方を取り入れていたことで、体調や免疫の土台が整っていたように思います。
チョコレート嚢胞・子宮内膜症と漢方
子宮内膜症によるチョコレート嚢胞は、卵巣に影響を及ぼすことが多く、不妊症の原因にもなります。
この場合も「活血化瘀」を中心に処方を組み立て、痛みの軽減や月経の質改善を目指します。
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妊娠を望む方へ|焦らず、体を整える選択肢を
卵巣嚢腫や皮様嚢腫、子宮内膜症などを抱えていても、妊娠・出産は不可能ではありません。
焦らず、自分の体と向き合いながら、漢方による体質改善という選択肢を知っていただければ嬉しく思います。
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土屋薬局では、丁寧なカウンセリングに基づき、あなたの体質や症状に合わせた漢方を提案いたします。
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この記事を書いた人
薬剤師・認定不妊カウンセラー・国際中医専門員A級の土屋幸太郎です。
私たちの詳しい経歴は、土屋薬局スタッフ紹介をご覧ください。
42歳で結婚し、52歳で父親になるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。中医学・中医不妊症を約30年学び、妊活、不妊治療、子宮内膜症、子宮腺筋症、PCOS、40代妊活などの漢方相談に携わっています。

神町小学校、東根一中、山形南高校を経て、東京の品川区の星薬科大学を卒業後、東京大学医学部附属病院薬剤部での勤務や、中医学を学ぶイスクラ高円寺中医学研修塾を経て、現在は山形県東根市神町の土屋薬局で漢方相談に携わっています。
山形県は、東北地方に存在し、冬は雪が降り寒く、夏は蒸し暑いという厳しい自然風土があります。農作業に従事している人が多いので、「痛み、しびれ」を訴える人が多いのが実情です。そのような地域のニーズに応じて、土屋薬局では「痛み、しびれ」の漢方相談を得意としています。
2人目のお子様が授からない、流産を繰り返すなどの不妊のお悩み、不育症、体外受精でなかなか授からない、多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)、高プロラクチン血症によるホルモンバランスの乱れなど、さまざまなご相談を承っています。
そのほか、にきび、アトピー、湿疹、肌荒れ、掌蹠膿疱症、乾燥肌、喘息、精神疲労、抑うつ感、漢方ダイエット、耳鳴り、耳のつまり、聴力低下、メニエル、めまい、ストレス、不眠、高血圧、高血糖、糖尿病、痛風、高脂血症、腎臓病、肝臓病、がん、冷え、生理痛、男女更年期障害、免疫力の低下、起立性調節障害、発達障害などのご相談もお気軽にどうぞ。
私自身も夫婦で10年間の不妊を経験し、52歳で父になりました。その経験と、約30年にわたる中医学の学び、認定不妊カウンセラーとしての知識を生かしながら、妊活中の方のお気持ちに寄り添う相談を大切にしています。
土屋薬局の妊活漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」を二つの柱としています。私たち夫婦自身の10年間の不妊経験も含め、相談に対する思いをこちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶ 中医不妊症を学び続けて約30年|土屋薬局の妊活漢方相談を支える2つの柱
妊活相談を支える二つの専門性
土屋薬局の妊活・子宝漢方相談は、「中医不妊症を約30年学び続けてきた専門性」と「認定不妊カウンセラーとしての学び」の二つを大きな柱としています。私たち夫婦自身が10年間の不妊を経験したからこそ、専門的な知識だけでなく、妊活中の不安や迷いにも寄り添う相談を大切にしています。
①中医不妊症を学び続けて約30年

2017年、イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコースを修了しました。
私は、中医学と中医不妊症について約30年にわたり学びを続けてきました。
その学びの一つとして、漢方メーカーのイスクラ産業が主催する「イスクラ中医不妊症専門講座エキスパートコース」において、10年以上にわたる研究課程を修了しています。
修了証書には、「中医不妊症エキスパートとしての十分な知識を習得したことを証します」と記されています。
長年積み重ねてきた中医学の知識と、土屋薬局での漢方相談の経験を生かし、現在も妊活中の方や不妊治療に取り組んでいる方のご相談に携わっています。
妊活の漢方相談では、月経周期に合わせて身体の状態を考える「月経周期療法」について継続して学び、日々の相談に取り入れています。
ご相談は、年代や治療の段階に応じて承っています。
- 20代・30代・40代の妊活
- 自然妊娠を希望されている方
- 病院でタイミング療法を受けている方
- 人工授精(AIH)に取り組んでいる方
- 体外受精・顕微授精(IVF・ICSI)に取り組んでいる方
- 採卵や胚移植に向けて身体を整えたい方
- 流産を繰り返す不育症にお悩みの方
- 二人目をご希望の方
- ご主人さまの男性不妊について相談したい方
中医学には、その方の年齢や体質、月経周期、不妊治療の経過などに応じて考える、さまざまな漢方があります。
「まだ治療を始めたばかり」「病院での治療と漢方を併用してよいか分からない」「夫婦で一緒に相談したい」といった段階でも大丈夫です。
これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望も確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていきます。
②認定不妊カウンセラーとして

日本不妊カウンセリング学会認定の不妊カウンセラーとして、妊活・不妊治療中の方のご相談に携わっています。
不妊治療に関する医学的な知識を学ぶだけでなく、治療中に生じる不安や迷い、ご夫婦のお気持ちにも寄り添うことを大切にしています。私自身も、結婚してから子どもを授かるまで、夫婦で10年間の不妊を経験しました。そして52歳で、ようやく父になることができました。
不妊治療は「終わりの見えないマラソン」にたとえられることがあります。
期待して、結果を待ち、喜んだり、落ち込んだり、不安になったりする。その繰り返しは、気持ちのジェットコースターのようでもあります。周囲からの何気ない言葉に傷ついたり、ほかの人と自分の人生を比べてしまったりすることもあります。私たち夫婦も、同じような経験をしてきました。
だからこそ、土屋薬局の妊活相談では、検査の数値や治療の予定だけでなく、これまで歩んできた経過や現在のお気持ちも丁寧に伺うことを大切にしています。
中医学を約30年学び続けてきた専門知識、認定不妊カウンセラーとしての学び、そして私たち夫婦自身の10年間の不妊経験。この三つを生かしながら、お一人おひとりの妊活を応援しています。
これまでに、妊娠・出産に関する1,028件の嬉しいご報告をいただきました。
中国漢方では、目の前の症状だけでなく、その方の体質や心身全体の状態を見ながら、身体が本来持っている力を支えていくことを大切にします。
病名だけで判断せず、月経の状態、冷え、胃腸、睡眠、疲れ、ストレス、これまでの治療経過などを確認しながら、その方に合った漢方を一緒に考えていきます。
ご本人だけでなく、ご夫婦での相談や、ご主人さまの男性不妊についてのご相談も承っています。
無理に漢方をおすすめすることはありません。ご予算やご希望を伺いながら、ご紹介した漢方の中から、取り入れたいものをご自身で自由に選んでいただけます。相談したからといって、必ず購入する必要もありません。
「まずは話だけ聞いてみたい」「病院の治療と漢方を一緒に続けられるか相談したい」「今の身体の状態について確認してみたい」という方も、どうぞ安心して土屋薬局の子宝漢方相談をご利用ください。
病名だけで判断せず、これまでの経過や現在のお気持ちを丁寧に伺い、ご予算やご希望に合わせて一緒に考えていきます。ご本人だけでなく、ご夫婦やお子さま、ご両親など、ご家族全体の健康についてもお気軽にご相談ください。
お客様の立場に立った親切で丁寧な漢方相談を心がけ、東北に根を張る薬局として、土屋薬局は従業員一同、もちの木のように粘り強く努力してまいります。

2026年7月18日 土屋薬局にて
薬剤師の妻と息子です。夫婦で土屋薬局に立ちながら、子育てにも奮闘しています。家族で過ごす時間も、日々の相談に向き合う大切な力になっています😊
女性薬剤師へのご相談も承っています
土屋薬局には、女性薬剤師の土屋幸もおります。男性薬剤師・女性薬剤師から、ご希望の相談担当者をお選びいただけます。
女性同士の目線で不妊治療について相談したい方や、月経、排卵、おりものなど、男性には話しにくいと感じることがある方も、安心してお声がけください。
漢方相談は無料です
当店では、妊活の漢方として婦宝当帰膠をご紹介することが多く、300ml入り1本・約1か月分の目安で6,490円です。
症状や年齢、治療状況に応じて、併用する漢方もご案内しますが、ご予算やご希望に合わせて自由にお選びいただけます。ご相談後に購入を見送っていただいても大丈夫です。
山形県内はもちろん、県外にお住まいの方からの電話・メール相談も承っています。相談表は、分かる範囲でご記入いただければ大丈夫です。
漢方相談は、山形県東根市神町の土屋薬局へお気軽にお問い合わせください。
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