“痛み、しびれ”を楽にしよう!…第6話




肩こりの漢方療法の紹介


山形県東根市神町中央通り 土屋薬局 薬剤師・国際中医専門員A級 土屋幸太郎


痛み、しびれを中国漢方で専門的に勉強している薬剤師の土屋幸太郎です。

土屋薬局での痛み、しびれの漢方相談の取り組みをご紹介します。

ご家族の方などで痛み、しびれでお悩み、お困りのの場合には、土屋薬局へどうぞご紹介してください。

皆様に痛み、しびれから解放される喜びを味わって頂きたいです。






肩こり…肩周辺の筋肉が緊張して硬くなった状態


 

「肩こり」とは、首から肩の周辺にかけて 筋肉が緊張して硬くなり、「こり、張り、痛み」などの症状が 生じることをいいます。
 
首や肩には、頭や腕を支える役割があります。


体重65kgの人の場合を例にとると、頭の重さ約4kgと両腕の重さ約8kg、合わせて約12kgの重さを首と肩で支えていることになります。
 

つまり、何もしていなくても、首と肩には負担がかかっているのです。

筋肉に負担がかかり、緊張すると、筋肉周辺の血管が圧迫されて 血液循環が悪くなります。

すると、新陳代謝が悪くなり、老廃物や疲労物質がたまって 肩が凝ります。





肩こりの原因…悪い姿勢や運動不足、精神的なストレスなど




私たちの背骨は、自然なS字を描いています。

頚椎(首の骨)は、前方に出っ張る ゆるい曲線を描き、
首や肩にかかる頭の重さを 分散しています。

しかし以下のような条件が加わると、そのバランスが崩れ、肩こりが生じます。



○姿勢の悪さが肩こりの一番の原因




正しい姿勢では、首や肩の筋肉が 背骨とともに頭や腕を、バランスよく支えていますが、悪い姿勢では、そのバランスが崩れて 肩こりが生じます。
 

長時間、前かがみや猫背で立ったり、イスに浅く腰掛けて だらしなく座るなどは、肩の凝りやすい姿勢です。

仕事中に、デスクワークや 単純作業が多い人も要注意です。

同じ姿勢を取り続けると、肩や首の筋肉に 負担がかかるからです。
 


○なで肩の人や筋力が弱い人も凝りやすい




“首が細い” “なで肩”といった、全体的に きゃしゃな体型の人は、頭や腕を支える筋肉が弱く、それだけ疲労しやすくなります。

その上、運動不足で筋肉を使わないと、さらに筋力が弱ります。

血行も悪くなり、疲労物質や老廃物が 溜まりやすくなります。



○その他の原因


精神状態

「肩をいからす」「肩肘を張る」とあるように、肩は「こころ」の緊張状態を表し、
精神状態による影響を受けやすい部分です。

ストレスなどが、肩こりの原因となることも 多いのです。


低血圧

血圧が低いと 酸素の運搬量が少なくなり、疲労物質が溜まりやすくなります。


内臓の病気や骨格の障害

何らかの内臓の病気や、骨格の障害で起こる肩こりもあります。







ドロドロ・ネバネバした血液を浄化し、蘇らせる漢方薬 “冠元顆粒(かんげんかりゅう)”


 
肩こりの漢方薬、冠元顆粒です



血液は 体のすみずみまで巡り、酸素と栄養を供給して、老廃物を回収しています。


ところが、毎日の生活習慣(食事、運動、休養、飲酒、喫煙)の乱れや、老化などによって、私たちの健康を支える血液は “ドロドロ・ネバネバ”と汚れてしまいます。


“ドロドロ・ネバネバ”と汚れた血液は、動脈硬化や血行不良を引き起こし、体全体に悪い影響を与えます。


肩こりで悩んでいる場合も、根底には血液の汚れや血行不良が存在しているといえます。


血液が “ドロドロ・ネバネバ”した状態を放置しておくと、最悪の場合は小淵さんのように、脳卒中の引き金になり、血管を詰まらせてしまいます。


「冠元顆粒」は“ドロドロ・ネバネバ”と汚れた血液を “サラサラ”に浄化し、血行不良を解消していきます。


肩こりはもちろんのこと、動脈硬化の進行を予防し、体の若さを保つことができます。
 

「人は血管とともに老いる」ことを予防する、21世紀を代表する漢方薬です。











五十肩や寒冷な環境で悪化する肩こりを和らげる漢方の “独歩顆粒(どっぽかりゅう)”

 
痛み、しびれに強い独歩顆粒です

独歩顆粒について」も参考にしてください。


補腎薬は、“足腰の痛み”のほかに、“肩こり、上肢のしびれ、背中の痛み”などの上半身のつらい症状にも効果があります。


補腎薬は 肩の傷ついた組織を修復し、血液の巡りを改善しますので、肩こりや 五十肩が楽になってくるのです。
 

しばしば “寒い季節や 夏場の職場でのクーラーによる寒冷刺激、梅雨や雨降りなどの湿気” などにより、肩こりが誘発される方がいます。


補腎薬は “風、寒さ、湿気”などの 肩こりの原因となる環境から体を守り、基礎体力を上げていきますので、このようなタイプの方にも有効です。


“肩こり、五十肩”を解消しながら、“足腰の衰え、腰痛、膝痛、神経痛などの下半身の症状”も改善する“全方向性”の素晴らしい漢方薬です。







貧血や冷え性、生理痛、更年期障害などを伴う肩こりに漢方の “婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)”


肩こりにイスクラ婦宝当帰膠です

婦宝当帰膠について」も参考にしてください。
 

「婦宝当帰膠」は、体の血液を養いながら、血行を促進する働きがありますので、肩こりが解消されていきます。


「婦宝当帰膠」は、“婦人の宝”と呼ばれる“当帰(とうき)”が70%を占めていますので、婦人病全般の強い味方になります。
 

「婦宝当帰膠」は 肩こりを解消しながら、“生理不順、生理痛、無月経、不妊症、不正出血、更年期障害、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣のう腫、貧血、冷え性”など、婦人病全般を緩和します。


“冷え性、生理不順、生理痛”などの悩みを持たれる女性の人の肩こりには、「婦宝当帰膠」は 強い味方です。





疲れ目やストレスを伴う肩こりにお勧めしたい 飲む目薬の漢方 “杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)”
 

"家庭では “テレビ” “オフィスではパソコン” と近い距離の画面を凝視しつづけ時間が長引くにつれ、眼精疲労(疲れ目)を訴える人が増えています。

外出すれば、目をしょぼつかせながら、携帯の小さい画面とにらめっこ。


現代人の宿命ともいえます。



さて、“眼精疲労” は肩こり、特に、首筋のこりを伴いやすいものですが、そうした不快な症状を軽減するのが 杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)です。
 

杞菊地黄丸は 「飲む目薬」と呼ばれ、目の不快な症状を改善していきますので、“眼精疲労による肩こり” にも応用されます。


血液を “サラサラ” に浄化し、血行をよくする「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」と併用すると、より効果的でしょう。





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肩こりは、体全身の体調の乱れの縮図です。

マッサージや、針灸、整体、牽引、湿布などの方法が人気がありますが、
中国漢方で、体全身の「歪み」を 改善していきませんか?

体全身を元気にして、肩こりを和らげます。


土屋薬局のお客様は、漢方薬で肩こりが和らいでいます。


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生理不順や更年期障害と肩こりが楽になるのは、
中国漢方の知恵です。

漢方では一人一人の体質に合わせて相談していきますので、詳しくは漢方のご相談してください。




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